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このページではスマートメーター関連について、本命銘柄・出遅れ銘柄 それら一覧をまとめる。
スマートメーター関連銘柄とは
スマートメーターとは従来のアナログ式の電力メーターに代わる次世代の電力メーターのことだ。電力をデジタル計測し通信することにより、測定員による測定が必要無い。従来のアナログ式の電力メーターに比べ、人員削減や作業の効率化に大幅に寄与するものだ。
2016年には電力の小売りが自由化されたが、この電力自由化によって大手電力会社から、新しい電力会社へ乗り換える時にもこのスマートメーターの設置が必要となる。
スマートメーター関連銘柄とは、スマートメーターを設置・普及することで恩恵を受ける銘柄の総称だ。
スマートメーター関連銘柄は、2015年~2016年にかけて電力自由化関連銘柄と併せて注目された経緯があるが、日本でスマートメーターに設置完了する時期は2020年~2024年ごろまでを予定しているということなのでまだまだスマートメーターの設置台数は伸びシロがあるということだ。
スマートメーター関連銘柄 一覧
- 6617 東光高岳
- 6875 メガチップス
- 6822 大井電気
- 6644 大崎電気工業
- 2471 エスプール
- 6964 サンコー
- 5801 古河電気工業
- 6079 エナリス
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スマートメーター関連銘柄 本命・出遅れ
それでは本題のスマートメーター関連銘柄のなかでも本命視されそうな銘柄をピックアップしていこう。出遅れ銘柄などもあれば、随時追記していくつもりだ。なお、この項目は当方の主観を含むので参考までにしてもらいたい。
東光高岳
東光高岳はスマートメーター関連銘柄の中でも本命視しても良い銘柄なのではないだろうか。東光高岳は東京電力系の電力機器を手掛ける企業であり、電気に関わる事業に幅広く関わる銘柄だ。スマートメーターも東芝とともに開発した「SmaMeシリーズ」を手掛ける。
電気メーターの工事なども手掛ける銘柄なので、まさに事業内容としてはスマートメーター関連ドンピシャと言えるのではないだろうか。東光高岳の時価総額は「34,994百万円(2017/01/26時点)」とそこそこの規模だが、値動きが重いわけではない。スマートメーター関連銘柄としては中核的存在なので、本命視する見方もあるだろう。
注目したいスマートメーター関連銘柄だ。
メガチップス
メガチップスはLSI(大規模集積回路)・システムなどを手掛ける企業だ。メガチップスの通信用LSIはスマートメーターに搭載することで「電力の可視化」が可能となる。スマートフォンやタブレット、PCなどのデバイスを用いて「どれくらい電力を使ったか」はもちろん、「何時ころにどれくらいの電力を使ったか」などもチェックすることができるぞ。こういった機能を考えるとスマートメーターもIoT機器の一種ともいえるな。
いずれにしてもメガチップスの技術はスマートメーターの中核をなすものと言える。メガチップスの時価総額は「61,098百万円(2017/01/26時点)」と、こちらもそこそこの規模ではあるが、値動きが重いとまでは言えない。スマートメーター関連銘柄として注目しておきたい。
大崎電気工業
大崎電気工業もスマートメーター関連銘柄として外せない銘柄と言えるだろう。大崎電気工業は電力メーターで国内首位。当然、スマートメーターも手掛けている銘柄だ。東電向けにスマートメーターの受注も伸びているようだ。既存の電力メーター最大手ということもあり、スマートメーターへの入れ替え需要は大崎電気工業で、切り変えるところが多いのではないだろうか?!
当方は大崎電気工業をに本命ドンピシャのスマートメーター関連銘柄とみる。大崎電気工業の時価総額は「58,283百万円(2017/01/26)」とこちらもそこそこの規模。火柱がたつような銘柄とはいえないが、引き続き注目だ。
大井電気
大井電気にもスマートメーター関連銘柄として注目したい。大井電気は無線通信機器や情報通信機器などを手掛ける銘柄で電力、ガス、水道、鉄道、道路などのインフラ系の分野に強く、スマートメーター関連銘柄としては、スマートメーターのデータ転送するための通信端末を供給している。
通信機能というのもスマートメーターの中核をなすものであり、IoT関連の機能とも言えるな。大井電気はIoT関連銘柄としても注目したい銘柄と言える。
また大井電気の時価総額は「4,498百万円(2017/01/26時点)」となかなかの小規模。人気化すれば株価は動きやすい。短期スタンスでも妙味のある銘柄として注目するのはアリかもしれない。
エスプール
エスプールもスマートメーター関連銘柄として注目だ。エスプールは人材派遣事業を手掛ける企業だが、2015年からスマートメーターの設置事業に本格的に参入している。設置する数も日本全国でみれば全体で数千万世帯にも及ぶだろうから、その内の何割かをエスプールが受注すると考えても恩恵は小さくなさそうに思う。
なお、エスプールの時価総額は「4,190百万円(2017/01/26)」と規模は小さめ。短期スタンスで仕掛けるのも面白いかもしれない。
スマートメーター関連銘柄と電力自由化関連銘柄の関係
スマートメーター関連銘柄と電力自由化関連銘柄とは深い関係がある。電力自由化にはスマートメーターは必須だからだ。
新興の電力会社にとっては、アナログの電力メーターなんか使っていられないということだろう。大手ならともかく、新興の電力会社にとってわざわざ検針員を実際に派遣する金はない。
まぁIoT機器がバンバン生みだされている時代なのだから、もう検針員を派遣する時代ではないということだろう。
いずれにしてもスマートメーター関連銘柄と電力自由化関連銘柄は関わりが深い。動意づくタイミングなども近い可能性がある。セットで把握しておくべきだろう。
スマートメーター関連銘柄 まとめ
スマートメーター関連銘柄は電力自由化関連銘柄とともに既に一巡したテーマといえる。なので正直、これから爆発的に火柱が立つ可能性は低いように思う。
しかしスマートメーターの需要自体はまだこれから伸びる傾向にあるはずだ。日本のスマートメーター設置完了時期は2020年~2024年ころまでという予定。逆に言えばまだ設置作業は始まったばかりとも言える。なにかの拍子に再物色される可能性もあるかもしれないので、本命銘柄は把握しておこう。