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2017年10月02日、スポーツ庁では国民の健康増進やスポーツ人口の拡大を図る官民連携プロジェクト「FUN+WALK PROJECT」をスタートすると発表したようだ。この官民連携プロジェクト「FUN+WALK PROJECT」の第一弾として、2018年3月からスニーカーなどの動きやすい服装で通勤することを推奨する「スニーカー通勤」というキャンペーンをスタートさせるようだ。
官民一体となって行うプロジェクトということもあり、株式市場でもスニーカー通勤関連銘柄が注目される可能性がありそうだ。このページではスニーカー通勤関連銘柄について、本命株・出遅れ株 一覧をわかりやすく詳しくまとめておく。
スニーカー通勤関連銘柄とは
スニーカー通勤関連銘柄とは、その名の通りスポーツ庁が主導し官民一体となり進めるプロジェクト「FUN+WALK PROJECT」の第一弾「スニーカー通勤」に関連する銘柄の総称だ。
具体的にはスニーカーやウォーキングシューズ、ランニングシューズなどを手掛ける銘柄や、動きやすいスポーティなアイテムを手掛ける銘柄、ウォーキングする時に便利な万歩計などを手掛ける銘柄が該当するのではないだろうか。
官民一体で進めたプロジェクトですでに一般化したものといえば「クールビズ」などが思い当たる。スニーカー通勤もクールビズのように一般社会に浸透するかどうか見ものだ。
スニーカー通勤関連銘柄 一覧
- 7936 アシックス
- 2670 エービーシー・マート
- 5142 アキレス
- 8114 デサント
- 3059 ヒラキ
- 7422 東邦レマック
- 6645 オムロン
- 7762 シチズン時計
- 3558 ロコンド
- 8185 チヨダ
- 9837 モリト
- 9876 コックス
- 9983 ファーストリテイリング
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スニーカー通勤関連銘柄 本命株・出遅れ株
それではスニーカー通勤関連銘柄のなかでも特に本命視される可能性のある銘柄をピックアップしてみよう。出遅れ銘柄などもあれば追記していくつもりだ。なお、この項目は当方の主観を含む内容のため、参考までに願う。
本命株 アシックス
時価総額:319,341百万円
PER:(連) 23.32倍
PBR:(連) 1.50倍
≪2017/12/06時点≫
アシックスはスニーカー通勤関連銘柄の本命株とみてもいいのではないだろうか。アシックスはスポーツシューズ、スニーカーに強みをもつ銘柄。最近だとオニツカタイガーなどが人気だな。アシックスは、今回スポーツ庁が主導するスニーカー通勤を非常にポジティブに受け止めているようだ。すでにアシックスの社員は当たり前のようにスニーカー通勤をしているようだが、これが他のスーツを着て出社する一般企業にも拡がるとなれば、アシックスにとっては大きなビジネスチャンスと言えるだろう。アシックスは少し時価総額規模が大きめなので、短期での大きな値動きにはそこまで期待はできないかもしれないが、注目しておきたいスニーカー通勤関連銘柄だ。
本命株 アキレス
時価総額:40,810百万円
PER:(連) 18.52倍
PBR:(連) 0.91倍
≪2017/12/06時点≫
運動靴大手のアキレスもスニーカー通勤関連銘柄の一角として注目だ。アキレスといえば、児童用の運動靴を手掛ける企業という印象だが、もちろん成人用のスポーツシューズ、ランニングシューズなども手掛けている。
またアキレスは、歩く時に負担がかかりやすい「かかと部分」に衝撃吸収・圧力分散するハイテク素材「ソルボセイン」搭載のシューズなども手掛けている。こちらもスニーカー通勤関連銘柄の一角として注目だ。
アキレスの時価総額規模は小粒とまではいかないが、そこまで大きくないので値動き妙味の観点でも注目したい。
本命株 エービーシー・マート
時価総額:516,653百万円
PER:(連) 17.98倍
PBR:(連) 2.24倍
≪2017/12/06時点≫
靴の小売専門店最大手のエービーシー・マートもスニーカー通勤関連銘柄の一角と言えるだろう。エービーシー・マートといえば、スニーカーに強みをもつ企業だ。スニーカー通勤が一般に浸透していけば、同社にとっては大きなビジネスチャンスと言えるだろう。
エービーシー・マートでは、ライフスタイルにスポーツ感覚を取り入れた「アスレジャー」というファッションスタイルも提案していくとしている。まさにこちらもスニーカー通勤関連銘柄の一角と言えるだろう。
ただエービーシー・マートの時価総額規模は少し大きめなので短期での値動き妙味としては少し面白みにかけるかもしれない。できれば中長期的に取り組みたい銘柄と言えるだろう。
本命株 オムロン
時価総額:1,375,751百万円
PER:(連) 23.27倍
PBR:(連) 2.74倍
≪2017/12/06時点≫
ウォーキングやランニングのお供といえば万歩計・歩数計だろう。万歩計・歩数計を手掛けるオムロンもスニーカー通勤などのプロジェクトによって、国民がスポーツやウォーキング、ランニングに興味を持てばビジネスチャンスが拡がる銘柄の一角と言える。ただ、オムロンも時価総額規模は大きく短期的な値動き妙味においては少し面白みにかける。
【2017年12月07日(木)追記】
本命株 シチズン時計
時価総額:263,010百万円
PER:(連) 16.33倍
PBR:(連) 1.04倍
≪2017/12/07時点≫
腕時計大手のシチズン時計もスニーカー通勤関連銘柄の一角として注目したい。シチズン時計も歩数計万歩計を手掛けており、またスポーツウォッチなども手掛けている。スニーカー通勤などが一般的になれば、スポーツウォッチや万歩計、歩数計などを手掛ける企業にとってもビジネスチャンスとなるだろう。
出遅れ株 ロコンド
時価総額:13,200百万円
PER:(単) 33.76倍
PBR:(単) 3.96倍
≪2017/12/07時点≫
ロコンドは靴を中心とした通販サイトを運営する企業だ。もちろん、ロコンドでもスニーカーをはじめとしたスポーツシューズなどを取り扱っているし、ロコンドのサイト内をみてみると「スニーカー通勤専門店」なる特設ページも用意されている。ロコンドもスニーカー通勤をビジネスチャンスととらえていると考えて良いだろう。ロコンドは時価総額規模も小さく値動き妙味の観点からも面白い。注目したいスニーカー通勤関連銘柄だ。
本命株 チヨダ
時価総額:123,915百万円
PER:(連) 22.53倍
PBR:(連) 1.42倍
≪2017/12/07時点≫
チヨダは靴量販店大手で、「東京靴流通センター」が主力の企業だ。こちらもスニーカー通勤が一般化すればビジネスチャンスとなる銘柄と考えて良いだろう。
出遅れ株 モリト
時価総額:32,248百万円
PER:(連) 9.69倍
PBR:(連) 0.89倍
≪2017/12/07時点≫
服飾資材大手のモリトは靴のインソールやアウトソール、衝撃吸収素材・反発素材などのフットウェア資材を手掛けている銘柄。こちらももしかすると、スニーカー通勤の出遅れ株として注目されるかも。
出遅れ株 ジーフット
時価総額:32,794百万円
PER:(単) 24.28倍
PBR:(単) 1.26倍
≪2017/12/07時点≫
ジーフットはイオン系の靴小売り大手企業。中部を地盤に全国展開している銘柄だ。こちらもスニーカー通勤関連の出遅れ株として注目だ。
スニーカー通勤関連銘柄 まとめ
スニーカー通勤関連銘柄は短期で爆発的に株価を伸ばすテーマとは言えないかもしれないが、ジワジワと注目を浴びる可能性は十分ある。本命株・出遅れ株 一覧は把握しておいて損はないだろう。