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【2017年11月27日(月)投稿】
2018年のビッグイベント「平昌オリンピック」の開催日程が近付いてきているな。
平昌(ピョンチャン)オリンピックとは、2018年韓国の江原道平昌で開催される予定の第23回冬季オリンピックである。
平昌オリンピックの日程が近付くことで、日本の株式市場でも平昌オリンピック関連銘柄に注目が集まる可能性がある。このページでは平昌オリンピック関連銘柄について本命株・出遅れ株 一覧をわかりやすく詳しくまとめておく。
平昌オリンピック関連銘柄とは
平昌オリンピック関連銘柄とは、その名の通り2018年に江原道平昌で開催される予定の平昌オリンピックに関連する銘柄の総称である。平昌オリンピックの開催日程が近付けば、日本の株式市場でも関連銘柄が動意づく可能性があると言えるだろう。具体的には、ウインタースポーツ用品を手掛けるスポーツ関連銘柄などが該当する。
とはいえ、平昌オリンピック関連銘柄はハイテク株などのように爆発的に株価が伸びる類のテーマ株ではないので、期待し過ぎるのは微妙なところ。
そもそも日本において目下注目されているのは2020年に開催予定の「東京オリンピック」である。自国開催ではない冬季オリンピックなので、日本市場においてはそれほど大きな盛り上がりは見せないかもしれない。一応、注目しておく、くらいが妥当のテーマ株だろうか。
また余談だが、平昌オリンピックには現時点でけっこうな不安もあるらしい。北朝鮮の度重なるミサイル発射などの挑発行為が行われている状況ゆえ、何かしらの事故が起こって中止になる可能性もあるのでは?という意見があるらしい。さらに出場を辞退する国もすでにけっこう出ているみたい。フィギュアスケートではロシア・米国の選手が出場を辞退したとのこと。
そんなこんなで、チケットがあんまり売れていないとか。
まぁ色々な不安要素のある平昌オリンピックだが、開催が近付けばある程度は日本市場においても関連銘柄が盛り上がる可能性はあるんじゃないだろうか。一応は注目しておくべきテーマ株と言えるのではないだろうか。
平昌オリンピック 開催日程
平昌オリンピックの開催日程は以下の通りである。
開会式:2018年02月09日(金)~閉会式:2018年02月25日(日)
平昌オリンピック関連銘柄 一覧
- 3028 アルペン ウインタースポーツ用品
- 7514 ヒマラヤ スポーツ用品
- 7936 アシックス スポーツ用品・平昌オリンピックオフィシャルスポーツウェア
- 8022 ミズノ スポーツ用品
- 8111 ゴールドウイン スポーツ用品
- 8114 デサント スポーツ用品・韓国が収益の柱
- 8281 ゼビオホールディングス スポーツ用品
- 7203 トヨタ自動車 ワールドワイドオリンピックパートナー
- 6752 パナソニック ワールドワイドオリンピックパートナー
- 5108 ブリヂストン ワールドワイドオリンピックパートナー
平昌オリンピック関連銘柄 本命株・出遅れ株
それでは平昌オリンピック関連銘柄のなかでも特に本命視されそうな銘柄をピックアップしてみよう。出遅れ銘柄などもあれば追記していくつもりだ。なお、この項目は当方の主観を含む内容のため参考までに願う。
アルペン
時価総額:92,475百万円
PER:(連) 37.38倍
PBR:(連) 0.88倍
≪2017/11/29時点≫
ウインタースポーツ用品といえばアルペンだろう。スキー、スノーボード用品などを扱っているスポーツ用品店を手掛けるアルペンは平昌オリンピック関連銘柄として本命視される一角と言えるのではないだろうか。
またアルペングループはスラロームの「湯浅 直樹 選手」、フリースタイルの「伊藤 みき 選手」のスポンサー企業。両選手が平昌オリンピックで活躍することで、アルペンにご祝儀的な物色が入る可能性もあるかも?!
アルペンは時価総額規模は小さいわけではないので、値動き妙味的にはそれほど面白くはないかもしれないが、現状ではPBRは1倍以下のようだ。今後の推移に注目したい。
ヒマラヤ
時価総額:13,159百万円
PER:(連) 18.80倍
PBR:(連) 0.95倍
≪2017/11/29時点≫
スポーツ用品チェーンのヒマラヤも平昌オリンピック関連銘柄の一角として注目したい。ヒマラヤもスキー・スノーボードなどのウインタースポーツ用品を取り扱っていることから注目だ。ヒマラヤは平昌オリンピック関連銘柄のなかでも時価総額規模が小さいので、値動き妙味という面で注目。
アシックス
時価総額:319,941百万円
PER:(連) 23.36倍
PBR:(連) 1.50倍
≪2017/11/29時点≫
スポーツ用品を手掛けるアシックスも平昌オリンピック関連銘柄の本命株として注目だ。アシックスは平昌オリンピックに出場する日本代表選手団にオフィシャルスポーツウェアやシューズ、バッグなどを提供する企業。まさに本命株と言えるのではないだろうか。ただし、アシックスも時価総額規模はまぁまぁ大きな方。短期スタンスでの値動き妙味はやや少ないと言えるかもしれない。
ゴールドウイン
時価総額:95,892百万円
PER:(連) 23.56倍
PBR:(連) 2.88倍
≪2017/11/29時点≫
ゴールドウインはスポーツウェア中堅で、アウトドアブランドの「ザ・ノース・フェイス」を扱っている企業だ。ノースフェイスは平昌オリンピックの公式パートナーになっているので、ノースフェイスの商品を扱うゴールドウインにとっても間接的にビジネスチャンスとなりそうだ。こちらも平昌オリンピック関連銘柄として注目する。
ゼビオホールディングス
時価総額:98,601百万円
PER:(連) 27.79倍
PBR:(連) 0.77倍
≪2017/11/29時点≫
スポーツ用品販売大手のゼビオホールディングスも平昌オリンピック関連銘柄として注目したい。ゼビオホールディングスはスキー・スノーボードなどのウインタースポーツ用品を手掛ける「ヴィクトリア」を擁する点から平昌オリンピック関連銘柄として注目。
平昌オリンピック関連銘柄 まとめ
平昌オリンピック関連銘柄は平昌オリンピック開催前には少し物色される可能性のあるテーマ株と言える。ただし、平昌オリンピックの開催が終了してしまえばピタリと物色の勢いは落ちるだろう。期間限定のテーマ株なので、深追いするのは考えもの。「もし押し目があれば注目する」くらいがちょうどよいのではないだろうか。