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【2017年11月22日(水)投稿】
IoT関連銘柄 ゾゾスーツ関連銘柄 スタートトゥデイ
時価総額:1,167,108百万円
PER:(連) 52.57倍
PBR:(連) 34.23倍
≪2017/11/24時点≫
衣料品のネット通販サイト「ゾゾタウン」を運営することで有名なスタートトゥデイに注目だ。スタートトゥデイは11/24(金)に前日比+14.53%の大幅上昇となった。これは11/22(火)に発表された「ゾゾスーツ」の期待感から買われたのだろう。
22日に発表されたゾゾスーツ、これはマジでけっこう凄いと思う。
ゾゾスーツとは、スタートトゥデイが2016年6月に出資したニュージーランドのソフトセンサー開発企業と共同開発した採寸用ボディスーツ。伸縮センサーが内蔵されており、着用してスマートフォンと連動させることで体のあらゆる箇所の寸法が瞬時に計測できるというものだ。
これは物凄く画期的。
ゾゾタウンのような衣料品のネット通販でネックになるのは「試着ができない」という点だろう。試着ができないから「サイズが合うかどうか不安で服をネットで買うことに抵抗がある層」は一定数いるはずだ。このゾゾスーツは、そういった層を一気に取り込む可能性がある。そして、一度ゾゾタウンで満足の買い物ができれば、そうそうヨソのECサイトには流れていかない「顧客」になる可能性が高いと言えるだろう。
そして、さらに面白いのはゾゾスーツで測られた寸法データという「ビッグデータ」がたまっていく点だ。
実際にスタートトゥデイの前澤社長は「世界中のお客様の体型を最も知り尽くした企業となり、そのデータを元に一人一人にピッタリの服を提供する、世界でも類を見ないファッション企業を目指す」としている。
ゾゾスーツの採寸ビッグデータを上手に活用していけば、ニーズの高い商品を開発できるだろうし、顧客の満足度も高まるだろう。
これは非常に面白いものを開発したな、と感心した。
そrにゾゾスーツはまさに衣料品にインターネット技術を組み込んだIoT製品と言える。新たに大企業がIoT関連の出遅れ株として台頭してきたとも言える。
スタートトゥデイは決して時価総額規模の小さい会社ではないが、それでも1日で前日比+14%も上がったのだ。市場の注目度が高まっている何よりの証明だ。スタートトゥデイは今後、ファッションECの世界をリードしていきそうな気がする。長期的スタンスで注目したいIoT関連銘柄だ。