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2017年07月05日(水)、活発な梅雨前線が停滞した影響で九州北部は記録的な豪雨に見舞われた。この九州北部地方の豪雨により、河川の氾濫や土砂崩れなどが相次ぎ大きな被害が出ているようだ。今後のインフラ復旧に関連した需要発生の思惑から九州が地盤のインフラ関連銘柄・建設関連銘柄などに物色が集まっている。
このページでは、九州豪雨関連銘柄・復興関連銘柄について本命・出遅れ 一覧をまとめておく。
九州豪雨(復興)関連銘柄とは
九州豪雨関連銘柄とは、2017年07月05日~06日にかけて九州北部を襲った豪雨により被害をうけた地域の復旧に関連する銘柄の総称である。
九州北部地方は記録的な豪雨となったようで建物や橋梁、インフラ設備などにも被害がでている可能性がある。これらのインフラの復旧需要が高まる思惑で一部の銘柄に物色が集まっている。
九州豪雨(復興)関連銘柄 一覧
- 5285 ヤマックス 九州地盤のコンクリ2次製品
- 5284 ヤマウ 九州地盤のコンクリ2次製品
- 1743 コーアツ工業 九州地盤の橋梁工事中心の建設会社
- 1730 麻生フオームクリート 気泡コンクリート工事最大手
- 5269 日本コンクリート工業 コンクリート製品・基礎
- 1914 日本基礎技術 地盤改良など基礎工事
- 7985 ネポン 簡易用トイレ・災害用のトイレ
- 5612 日本鋳鉄管 水道管向けの鋳鉄管
- 1933 SYSKEN 九州地盤の電気通信工事
- 1937 西部電気工業 九州地盤の電気通信工事
- 1848 富士ピー・エス 九州地盤の橋梁・土木工事
- 1959 九電工 九州地盤の建設業・設備工事
- 1999 サイタホールディングス 九州地盤の建設会社
- 1888 若築建設 九州地盤の海上・陸上土木 官公庁向け工事も多い
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九州豪雨(復興)関連銘柄 本命・出遅れ
九州豪雨(復興)関連銘柄のなかで本命視されそうな銘柄をピックアップする。出遅れ銘柄などもあれば追記していくつもりだ。なお、この項目は当方の主観を含む内容のため、参考までに願う。
本命 ヤマックス
時価総額:3,520百万円
PER:(連) 6.36倍
PBR:(連) 0.77倍
≪2017/07/06時点≫
九州豪雨関連銘柄として真っ先に動意づいたのはヤマックスではないだろうか。ヤマックスは九州最大手のコンクリ2次製品メーカー。土木用セメント製品や建築用セメント製品などを手掛けている。九州地方のインフラ復旧需要が高まればヤマックスには追い風になりそうだ。九州豪雨関連銘柄としてヤマックスは本命視したい。
なおヤマックスは時価総額の規模が小さく、値動きが軽い銘柄。さらにPBRも低く1倍以下。割安感も。短期資金が入りやすそうな銘柄とも言える。
本命 コーアツ工業
時価総額:1,991百万円
PER:(連) 36.14倍
PBR:(連) 0.32倍
≪2017/07/06時点≫
コーアツ工業も九州豪雨関連銘柄の一角として注目したい。コーアツ工業も九州が地盤の会社で橋梁工事が中心の建設会社。官公の需要が8割ということなので、まさにインフラ復旧のド本命といえる事業内容だ。コーアツ工業は熊本地震の際にも復興関連銘柄として注目されたことがある。今回の九州豪雨関連銘柄としても物色される可能性は高い。
コーアツ工業も時価総額の規模が小さく、またPBRも1倍以下で放置されていた割安株。人気化すれば火柱が立ちやすい銘柄ともいえる。
本命 九電工
時価総額:294,805百万円
PER:(連) 11.91倍
PBR:(連) 2.09倍
≪2017/07/06時点≫
九州地盤の建設業者といえば、やはり九電工が有名だ。九電工は九州電力系の会社だが、九州電力向けは2割弱なので、さほど依存度は高くない。電気工事系にも強いので、今回の復旧需要も九電工の追い風になるかもしれない。なお、九電工は関連銘柄のなかでは時価総額の規模が大きいため値動きは重い。
本命 富士ピー・エス
時価総額:7,069百万円
PER:(連) 9.35倍
PBR:(連) 0.99倍
≪2017/07/06時点≫
富士ピー・エスも九州豪雨関連銘柄の一角として注目だ。富士ピー・エスも九州が地盤の建設会社でPC工法大手で橋梁など土木工事が主力。官公庁向けが大半で、まさに九州豪雨関連銘柄と言うべき存在だ。時価総額の規模も小さく値動きも軽い。注目だ。
本命 サイタホールディングス
時価総額:1,091百万円
PER:(連) 17.33倍
PBR:(連) 0.50倍
≪2017/07/06時点≫
サイタホールディングスは福岡県が地盤の持株会社で、傘下に建設・砕石などの事業を行う企業を持つ。地盤が福岡県ということ、また時価総額の規模が極めて小さいことから人気化すれば火柱は立ちやすい銘柄と言える。当方はサイタホールディングスを九州豪雨関連銘柄の本命株として注目する。
本命 若築建設
時価総額:22,948百万円
PER:(連) 9.17倍
PBR:(連) 1.01倍
≪2017/07/06時点≫
若築建設は本社は東京にあるものの、福岡に本店を持つ建設会社だ。海上土木・陸上土木を手掛けており、官公庁向けの工事もこなす。こちらも九州豪雨関連銘柄の一角として注目だ。
本命 ヤマウ
時価総額:2,510百万円
PER:(連) 5.55倍
PBR:(連) 0.57倍
≪2017/07/06時点≫
ヤマウも九州地盤の企業。土木中心のコンクリ2次製品を手掛けているほか、地質調査なども。官需が9割の企業なので、こちらも九州豪雨によって需要が拡大する可能性がありそうだ。九州豪雨関連銘柄の本命株として注目。
なお、ヤマウも時価総額の規模は小さく値動きは軽い。PBRも1倍以下。
本命 麻生フオームクリート
時価総額:1,303百万円
PER:(単) 13.69倍
PBR:(単) 0.87倍
≪2017/07/06時点≫
麻生フオームクリートは九州が地盤というわけではないが、気泡コンクリート工事最大手企業ということで注目されているようだ。こちらも時価総額の規模小さめで割安。
出遅れ ネポン
時価総額:2,670百万円
PER:(連) 18.99倍
PBR:(連) 1.28倍
≪2017/07/06時点≫
ネポンは九州豪雨関連銘柄の出遅れ株として注目。ネポンは農用機器を手掛ける銘柄だが、簡易用トイレや災害用のトイレなどを手掛けていることから復興関連銘柄として注目されたことのある銘柄。今回の九州北部地方の豪雨でも、被災者の方々の避難が長引けば思惑からネポンにも注目が集まる可能性はあるかもしれない。
出遅れ SYSKEN
時価総額:4,651百万円
PER:(連) 7.68倍
PBR:(連) 0.39倍
≪2017/07/06時点≫
SYSKENは九州地盤の電気通信工事業者。電気通信などの設備も、今回の豪雨により被害を受けていれば復旧需要が見込めるか!?
出遅れ 西部電気工業
時価総額:11,204百万円
PER:(連) 15.31倍
PBR:(連) 0.40倍
≪2017/07/06時点≫
西部電気工業も九州が地盤の電気通信工事業者。こちらも電気通信設備に被害が及んでいる場合は、需要拡大となるかもしれない。九州豪雨関連銘柄の出遅れ株として注目。
九州豪雨(復興)関連銘柄 まとめ
2017年7月、九州北部地方は記録的な豪雨により大きな被害を受けた。この豪雨により被害を受けたインフラの一日でも早い復旧が急務となる。
今回の九州豪雨において被害を受けた方、そのご家族の方に心よりお見舞い申し上げるとともに、皆様が一日も早く普段の日常に戻れることをお祈りします。