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一億総活躍社会というワードに聞き覚えがある人は多いだろう。
当方も前に記事として少しだけ触れたが、忘れている人も多いと思うので、ザックリ改めて説明しておこうか。
一億総活躍社会とは
一億総活躍社会ってのは2015年10月に発足した第3次安倍晋三改造内閣の目玉プラン。アベノミクスの第二ステージで目指すスローガンのようなものと考えれば概ね間違いない(と思う)。
アベノミクスの第一ステージでは、三本の矢として「金融緩和」「財政政策」「成長戦略」を掲げていたが、新たな第二ステージでは「強い経済」「子育て支援」「社会保障」への移行を宣言した。
この新たな3本の矢「強い経済」「子育て支援」「社会保障」に対応する具体的な目標は次のとおり。
「強い経済」 =GDP600兆円
「子育て支援」=出生率1.8
「社会保障」 =介護離職ゼロ
経済面においては、「希望を生み出す強い経済」により、東京オリンピックが開催される2020年ごろにGDP600兆円を達成することが目標。
子育て支援で少子高齢化に歯止めをかけ、50年後も人口1億人を維持し、家庭・職場・地域で誰もが活躍できる社会を目指す。
そして社会保障では団塊世代が70歳を超える2020年代には介護離職ゼロの実現を目指すとのことだ。
まぁ言うのは簡単だが、実際に目標を達成させるのはなかなか難しそうだよな。
さて、今この一億総活躍社会を今話題にした理由だが、政府は05/18に一億総活躍社会の実現に向けた国民会議を開き、中長期計画である「ニッポン一億総活躍プラン」をまとめたようなのだ。
「子育て支援」=出生率1.8を実現するために少子化克服にチカラを入れていくとのこと。
前にも記事で書いたが、現在の日本の希望出生率というのは1.4らしい。これを1.8まで伸ばすのが当面の目標。
ちなみに世代交代したときに人口が減らずに置き換わる目安が出生率2.1らしい。出生率1.8目標じゃ足りねえじゃん!って話だが、1.4からいきなり2.1にするのは難しいから中間目標として1.8としているのかな?
それじゃなけりゃ移民を受け入れるとかしないと、人口はドンドン減っていくばかりだ。
ま、いずれにしろ出世率を上げるためには不妊治療の支援拡充は必要不可欠。と、いうわけで一億総活躍社会関連銘柄、不妊治療関連銘柄に注目してみよう。
一億総活躍社会関連銘柄 不妊治療関連銘柄 あすか製薬
4514 あすか製薬
あすか製薬は婦人科系と泌尿器系に強みのある製薬会社だ。前にも書いたが、ここは2016年をめどに不妊治療に使われるプロゲステロン(黄体ホルモン)と呼ばれる女性ホルモンの製造に参入すると報じられた不妊治療関連銘柄だ。
不妊治療に使われる女性ホルモンのひとつである黄体ホルモン製剤「ルテウム膣用坐剤」の製造販売承認を16年3月に取得し4月に発売。これはは日本産科婦人科学会などから早期承認の要望書が提出されていたもので、今後の業績に大きく寄与する可能性があるようだ。
さらにJCRファーマ <4552> と共同で不妊症治療剤「AKP-501」の開発を進めていることからも、不妊治療関連銘柄としては面白い。不妊治療関連銘柄としては個人的に本命視している。
一億総活躍社会関連銘柄 不妊治療関連銘柄 メディビックグループ
2369 メディビックグループ
メディビックはバイオ関連銘柄としても有名だな。メディビックの子会社アニマルステムセルは15年7月に、「再生医療技術を用いた不妊・繁殖障害の改善」に関する特許を出願し、新たな不妊治療法の確立や新規の細胞製剤開発などが期待されている銘柄。ただ、メディビックは継続企業の前提に重要な疑義の注記がある疑義注記銘柄なので、注意は必要だ。