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最近、新たなテーマ株として越境EC関連銘柄が注目されているな。
まず「越境ECってなに?」という人のために説明しておこう。
越境ECとは?
越境ECとは国際的な電子商取引のことをいう。
越境=国をまたぐ
EC=電子商取引
ってワケだな。つまり国際的なインターネット通販のことだ。
越境EC、つまり国際的なインターネット通販はいまいま始まったというわけではないと思うが、いまやPCやスマホ、タブレットなどを通じてカンタンに海外のサイトから商品を購入することができる。
そして今やインバウンド客の爆買いなども注目されるように、日本の商品は海外でかなり注目されているわけだ。日本の商品が、海外にいながら気軽に買えるとなればこれは確かに需要はあるだろうな!
特に中国人のお客さんを相手に越境ECを展開するところなどは強いように思う。
では、具体的に越境EC関連銘柄として注目されている銘柄を見ていこう。
越境EC関連銘柄
6176 ブランジスタ
ブランジスタは広告モデルの電子雑誌専業の企業で、旅行やファッション氏など幅広く展開しており、ECサイトのサポート事業も行っており越境EC関連銘柄としてもみられている。ブランジスタはブランジスタゲームという会社でスマホアプリを手掛けており、アプリ関連銘柄としても注目されている。越境EC+スマホアプリ、テーマ性としてなかなか面白い銘柄だろう。
3195 ジェネレーションパス
ジェネレーションパスはインテリアや家具・衣料品などのネット通販「リコメン堂」を運営している会社だ。ここは2015年の11月から中国を対象に越境EC事業に本格参入している。ふむ、越境EC関連銘柄としてはドンピシャな銘柄な気がする。今後の動きも要チェックだ。
6081 アライドアーキテクツ
アライドアーキテクツはソーシャルメディアを使った企業のマーケティング企画、運用、分析などを支援する会社。ここは中国で月間アクティブユーザー数2億人超を擁する中国語圏最大のSNS「Weibo(ウェイボー)」の公式マーケティングパートナーである北京天下秀科技有限公司と、日本で初めて正規販売代理契約を締結している。
インバウンド需要や越境ECに関心が高まっていることから、SNSマーケティングを導入する企業が増えており、アライドアーキテクツに思惑的な買いが入ることは考えられることだ。こちらも越境EC関連銘柄として注目だな。
3415 STUDIOUS
STUDIOUSは国内ブランド特化型のセレクトショップと、独自ブランド「UNITEDTOKYO」を運営している会社。国内ブランドに特化しているということで、なかなか越境ECウケしそうだよな。しかも業績も良いみたい。
【2016/04/22 追記】
越境EC関連銘柄を追加していこう。
越境EC関連銘柄
3665 エニグモ
エニグモは服飾中心のソーシャル通販サイト「バイマ」を運営しているサイトだ。バイマは売り手からも買い手からも双方から手数料がはいる仕組み。2015年10月にはバイマの英語版をオープン。アメリカを中心に販路拡大中。累計会員数は300万人を突破しているらしいね。中国方面にもチカラを入れてくるのであればなかなか面白そうだと思っている。
3328 BEENOS
BEENOSはインターネット通販を行う持ち株会社だ。グループ企業もEC事業が大半で、越境ECが主力である。越境EC関連銘柄で、本命視されるのはここなのではないか?!と当方はちょっと期待しているぞ。まだ現時点ではドカンドカンと急騰しているわけではない。ジリジリと株価を上げている状況なので、過熱感はないし。引き続き注目してみるのも面白いかもしれんな。
2459 アウンコンサルティング
アウンコンサルティングはSEOが主力の会社。SEOとはインターネットの検索エンジン最適化だね。アウンコンサルティングは越境ECサイト『Wabi Japan』を2015年にオープン。日本の伝統工芸品など、メイドインジャパンのものをアジア中心に販売するもの。まさしく越境EC!って感じだな。こちらも引き続き注目だ。
【2016/04/25 追記】
04/25(月)は比較的、新興銘柄が堅調に動いていた気がするな。特に越境EC関連銘柄はかなりキテたようだぞ。
2016/04/25(月) 越境EC関連銘柄で主に動意づいていた銘柄
3328 BEENOS +13.59%
6176 ブランジスタ +19.76%
3134 Hamee +17.36%
6081 アライドアーキテクツ +16.89%
3415 STUDIOUS +21.20%
上記に紹介している銘柄の多くが大幅に株価を上げた模様だ。ふむ。やはり越境EC関連銘柄はまだまだ注目すべきだろう。
では、上記に紹介していないものも追加で紹介していこう。
越境EC関連銘柄
3134 Hamee
04/25(月)にストップ高となった越境EC関連銘柄の一角Hamee。Hameeはスマホやタブレット向けのアクセサリーのデザインや販売を手掛けており、クラウド型のEC事業支援システムも展開している会社だ。
注目されているのはクラウド型のEC事業支援システムの方。このクラウド型のEC事業支援システムというのが「ネクストエンジン」というサービス。このネクストエンジンとやらはネットショップの受注・在庫・商品管理を一元管理化するというシステムで、海外へのEC事業が誰でもカンタンにできるようになる。
さらに面白いことにHameeは人工知能関連銘柄にも絡んでいる。Hameeは人工知能・機会学習を研究する「ネクストエンジンAIラボ」を設立しているのだ。
越境EC関連と人工知能関連、ダブルで面白いテーマが絡んでいる銘柄なので要注目だ。
3031 ラクーン
ラクーンも越境EC関連銘柄の一つだ。ラクーンは衣料や雑貨の企業間電子商取引「スーパーデリバリー」を運営している会社。このスーパーデリバリーというので、2015年の08月25日から越境ECサービスを始めている。サービス名は「SD export」。メーカーは輸出販売に関わる煩わしい手続きをせずに海外での販路を開拓することが可能となるらしい。
ふむ。これもこれはモロ、越境ECのサービスだな。ラクーンはまだぜんぜん動意づいていないので、越境EC関連銘柄の出遅れと言えるかもな。引き続き注目。
9782 ディーエムエス
ディーエムエスは物流代行の会社。上記に書いたラクーンのサービス「スーパーデリバリー」の越境ECサービス「SD export」を運営しているのがディーエムエスだ。ラクーン同様、こちらもまだ動意づいていないようなので注目。
【2016/04/26 追記】
3134 Hamee
04/26もHameeがストップ高だ。うん越境EC関連銘柄強いな。それにHameeは材料出てたようだな。
25日の大引け後に越境ECサイトのサポートをするデジタルスタジオ(非上場)という会社と業務提携したと発表している。
上記にも書いたようにHameeは、ネクストエンジンというクラウド型のEC事業支援システムを展開する企業だ。Hameeのネクストエンジンとデジタルスタジオの越境ECサイト構築プラットフォーム「Live Commerce」を連携することで、シナジー効果が期待されているということだ。
Hameeが越境EC関連銘柄として注目度があがったような気がするな。引き続き注目だ。
【2016/05/02 追記】
3195 ジェネレーションパス
05/02(月)はジェネレーションパスが一時ストップ高になるなど大幅に株価を伸ばしているな。4月末の日銀ショック(追加緩和の見送り・現状維持)と、ゴールデンウィークのリスクオフで日経平均株価が大幅に下落する中での逆行高だ。
これは越境EC関連銘柄の一角として注目されているということかな。ジェネレーションパスは上でも書いてある通り、インテリア家具や衣料品などをネット通販するサイトを運営する越境EC関連銘柄。これからも要注目だ。
3134 Hamee
越境EC関連銘柄ではHameeも大幅に株価を伸ばしているな。Hameeは先日、越境ECサイトのサポートをするデジタルスタジオ(非上場)という会社と業務提携したと発表して、越境EC関連銘柄としての位置づけが高まったような気がしている。今は過熱感のある水準とも思えるが…。引き続き株価推移に注目だ。
【2016/05/06 追記】
3連休明けの05/06(金)も越境EC関連銘柄は人気だ。特に強いのはHameeとブランジスタか。
3134 Hamee 1,511円 前日比+300(+24.77%)
Hameeはストップ高だ。越境ECサイトのサポートで非上場のデジタルスタジオと業務提携を発表したことが買い材料視されているのがデカイんだろう。たしかに越境EC関連銘柄のなかではアタマ一つ抜けている感はあるが、個人的には過熱感のある水準にも思えた。うーむ、ここまでいくといくところまでいくのか?!という気もしてくるが。とはいえ、やはりザラバ中に監視できないなら、手を出すのは怖い。
6176 ブランジスタ 7,620円 前日比+1,000(+15.11%)
ブランジスタもストップ高まで買われている。ブランジスタは越境EC関連銘柄としても注目されているが、他にも材料を内包している銘柄なので越境EC関連だけの物色ではなさそうだが。
まずブランジスタは、スマホアプリを主に手掛ける子会社のブランジスタゲームを擁する銘柄だ。このブランジスタゲームでは、AKBなどのアイドルグループの生みの親ととして有名な秋元康氏がプロデュースする新作ゲーム「神の手」の詳細を5月27日に明らかにすると発表しており、これが引き続き買い材料視されている。
また、ここ最近ネクシィーズグループという銘柄が爆上げしている。投機的な短期資金が集中しているのかもわからんが、このネクシィーズグループはブランジスタの親会社。ブランジスタも同時に注目されているってスンポウだ。
ブランジスタは越境ECのほかにもいろいろ材料があるので、まだ注目すべきかもしれん。
【2016年8月12日(金)】
越境EC関連銘柄がまたじわじわとキテるような気がするな。2016/08/12(金)に目立って株価をあげていた越境EC関連銘柄はこのあたりか。
越境EC関連銘柄
3328 BEENOS +18.92%
6081 アライドアーキテクツ +10.54%
3665 エニグモ +6.41%
3195 ジェネレーションパス +3.20%
この辺が騰がるとなると、Hameeあたりが再び、評価される流れがくる可能性もあるかもしれない。
越境EC関連銘柄 Hamee
3134 Hamee 1,759円 前日比+22(+1.27%)≪2016/08/12(金)終値≫
Hameeはクラウド型のEC事業支援システムを展開しており、越境EC関連銘柄のなかでも本命視される見方もある銘柄だ。越境ECがじわじわきているなら注目しておくべき銘柄。
他にもHameeはモバイルバッテリー関連銘柄や人工知能関連銘柄にも絡んでおり、今年のテーマを多く内包している。
7月にかけて大きく株価を上げたが、その後は調整中。13週線をサポートラインに粘っているが水準としては買いにくくはない水準に思える。反発のタイミングを見計らうのも面白いかもしれない。
【2016年09月14日(水) 追記】
再び、越境EC関連銘柄のHameeとジェネレーションパスに材料だ。
以前よりHameeとジェネレーションパスは越境EC関連銘柄として本命視される銘柄であったが、どうやらこの2社が業務提携することに基本合意したようだ。
越境EC関連銘柄 本命 Hamee
越境EC関連銘柄 本命 ジェネレーションパス
09/13(火)の大引け後に、Hameeとジェネレーションパスは越境EC事業の運用・拡大について、それぞれの経営資源の有効活用などに関する業務提携について基本合意したと発表している。
Hameeといえば、クラウド型のEC事業支援システム「ネクストエンジン」を展開しており、これにより海外へのEC事業が誰でもカンタンにできるようになる。
またジェネレーションパスはインテリアや家具・衣料品などのネット通販サイトを国内に47サイトも運営しており、EC事業におけるマーケティングに必要なビッグデータの継続的な収集・分析を行っている会社だ。
今回の提携ではHameeのネクストエンジンとジェネレーションパスの運営する越境ECサイト「洋桃派」とのシステム連携を行い、EC事業者の中国越境EC進出を促進させるとのことだ。この提携が両社の今期業績に与える影響は軽微としているらしいが、越境EC関連銘柄としての印象は強まったな。
09/14(水)はHameeは堅調に株価を伸ばしているようだが、ジェネレーションパスは前日の大引け後に発表した決算「5~7月期の営業赤字」が嫌気され株価を大きく落している。ジェネレーションパスに関しては、アク抜けした後の株価水準をみて反発のタイミングを見計らうのは面白いかもしれない。
またHameeも一時期の株価水準に比べ、今はさほど過熱感も感じない水準。引き続き注目だ。