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中国で11月11日「独身の日」でアリババの一日の売上が4兆円とのニュースは大きく取り上げられていたな。
中国 独身の日とは?
中国では11月11日は、独身を意味する数字の「1」が並ぶことから「独身の日」と呼ばれているのだが、アリババなど、インターネット通販各社などによる大規模な値引きセールが行われる事で有名だ。日本でも中国市場を重視している日本の大企業、そして中小企業もこのセールには力を入れている。
この独身の日で昨年、アリババグループは日本円で3兆3440億円を超える売り上げたが、この独身の日のセールは今年で11年目となるが、11年目の11月11日と、1が並んだ事からも力の入れようそして注目も集め、最高益となる1日で4兆1千億円と過去最大の売上をだした。
独身の日、スタート1時間内の取扱高で中国向けに販売している上位5ヵ国のランキングだが
- 日本
- 米国
- 韓国
- オーストラリア
- ドイツ
やっぱり中国という10億を超える大国の消費者の力を見せつけたという感じだな。このアリババの売上比率の中でも。海外から商品を購入する越境通販の取引額国別ランキングでは日本が4年連続首位となっている。続いて米中貿易問題はあるとは言え、2位はやはり米国となっている。
アリババグループの幹部は、今年は「電化製品とファッションアイテム」がよく売れたと言っていたが、このセールはマンションやら車やら高額商品なども半額となった、とにかく大盤振る舞いのセールだ。
しかし、楽天の去年の売上高が1兆1千億円なのだが、僅か1日でその売上の4倍を叩きだす。このセールで日本の企業もかなりの売上をだしたところも多いだろう。
その中でも日本企業の商品で売れているとニュースにもなっているのが、化粧品、日用品、生活家電、雑貨、おむつなどだ。ファッションブランドではユニクロはもちろんだが、無印良品、化粧品では資生堂やPOLAなども中国での人気は高い。やはり化粧品など肌につけるものや口にするものは高品質そして安全性の高い日本の商品は幅広い年齢層から人気を博しているぞ。
今回のアリババなどへの越境EC関連で恩恵そしてチャート的にまだ期待の高い銘柄を記載しよう。
独身の日 越境EC 関連 本命 ファーストリテイ
時価総額:7,293,625百万円
PER:(連)40.10倍
PBR:(連) 7.48倍
≪2019/11/11時点≫
同社は言わずとしてた日経平均の一番の寄与度を誇る「ユニクロ」だが、今回の独身の日でも開始後35秒で1億元、日本円換算で15憶以上を売上た。同社が大きく下げれば日経も下がる銘柄なだけに日経平均が25000円を抜くには同社の業績がどこまで上がっていくかに掛かっているところもあるが、このアジア圏に圧倒的な人気を誇るだけに今後のチャートも注目だ。
独身の日 越境EC 関連 本命 花王
時価総額:4,129,776百万円
PER:(連)25.60倍
PBR:(連) 5.12倍
≪2019/11/11時点≫
家庭用品の総合企業、「ビオレ」「ビオレu」、ボディローション「ジャーゲンズ」などのスキンケア製品や、「メリット」洗浄料などが有名の同社。決算も比較的良好。三井住友信託銀行は同社の保有割合を増加させている。貸借倍率も0.82倍と取り組み状況いいぞ。今回の独身の日でも同社の「メリーズ」は売れ筋ランキングでも入っているぞ
独身の日 越境EC 関連 本命 ユニ・チャーム
時価総額:2,092,832百万円
PER:(連)31.58倍
PBR:(連) 4.41倍
≪2019/11/11時点≫
同社は衛生用品大手、おむつで有名な「ムーニーマン」、「マミーポコ」など紙おむつで首位。そのほかにもCMでお馴染みの生理用品なども人気だ。そして中国などでは大気汚染の問題もあり、「ユニ・チャームの超快適マスク」シリーズなども非常に人気が高い。決算で大きく売られたがアジア圏での強さもあり妙味ありだ。
独身の日 越境EC 関連 本命 資生堂
時価総額:3,214,400百万円
PER:(連)40.89倍
PBR:(連) 6.54倍
≪2019/11/11時点≫
化粧品の大手トイレタリー・医薬品などに強み、そして高級化粧品を扱う同社は、品質の良さという点でアジア各国などで非常に人気が高い。直近の決算は、為替や米中貿易もだが韓国での不買運動などの不透明感から下方修正となったが、韓国と日本の歩み寄りの進展もある。今後落ち着いていけば業績も戻っていくだろう。
独身の日 越境EC 関連 本命 パナソニック
時価総額:2,504,847百万円
PER:(連)11.91倍
PBR:(連) 1.28倍
≪2019/11/11時点≫
総合家電首位AV、白モノ家電と言えばパナソニック言われる人気の同社だが、主軸。電池、照明、車載、住設関連にも注力、テーマ株の蓄電池、太陽光など電機事業に関しては同社は決して外せない企業だ。7-9月期営業利益は839億円で前年同期比11.9%減益とはなったが、市場コンセンサスを100億円強上回る着地。そして業績悪化の傾向が止まった事からもチャートは非常に強い動きを見せているぞ。日足、週足、月足をみてもどれも強い動き。これは中長期の投資家、短期トレーダーも食いつきやすい銘柄だろう。
独身の日 越境EC 関連 本命 ソニー
時価総額:8,609,426百万円
PER:(連)15.58倍
PBR:(連) 2.13倍
≪2019/11/11時点≫
プレイステーションなどAV機器で世界大手の日本でも有数企業の同社だが、今回の独身の日でもヘッドフォンの売れ行きが好調など、日本のトップブランドとして存在感をしました。同社は非常にテーマ性の高い、半導体分野でも強みを持っており三菱UFJファイナンシャルグループもレーティングは強気の8400→9400円としている。今後さらに力をいれていく半導体事業にも注目が集まっているぞ。