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2019年6月から「天気予報」が大きく変わるということをご存知だろうか?
気象庁では計算能力をおよそ10倍に高めたスーパーコンピューターを導入し、2019年6月中旬から従来の「7日先」から「12日先」の天気まで予測できるようになる。また近年では集中豪雨や暴風などが多発しているが、これらの激しい気象現象も早い段階で把握することが可能となるようだ。
早い話が「天気予報がより正確になる」というわけだが、これに株式市場も敏感に反応しているようだ。確かに天気が経済に与える影響は非常に大きい。経済活動においては全体のおよそ3分の1が天気の影響に左右される産業と言われている。
確かに農業などはもちろん、飲料メーカーや外食産業、土木産業など天気に左右される事業は多数ある。
株式市場においても気象情報関連銘柄に注目が集まりつつあるようだ。
当ページでは気象情報関連銘柄について本命株・出遅れ株 一覧を詳しくわかりやすくまとめておく。
気象情報関連銘柄とは
気象情報関連銘柄とはその名の通り気象情報の提供に関連する銘柄の総称である。
2019年6月より気象庁が新たなスーパーコンピューターを導入し、従来よりも正確でより遠い未来まで気象情報を予測することができることになったことで、民間の気象情報関連銘柄にも注目が集まりつつある。
気象情報予測をAIで解析するという研究も盛んに行われており、AI関連銘柄とも相性の良いテーマ株と言えそうだ。
気象情報関連銘柄 一覧
- 4825 ウェザーニューズ ウェザーニュース
- 4739 伊藤忠テクノS WeatherEye
- 3987 エコモット 気象予測機能付きデータ表示板「サインロイド2」
- 9768 いであ 民間初の気象予報会社
- 7701 島津製作所 気象情報モバイルサービス
- 6502 東芝 気象情報配信サービス
- 6702 富士通 気象情報ネットワークシステムを提供
- 9437 NTTドコモ 環境センサーを全国2500か所に設置
- 6841 横河電機 風向・風速の監視・記録製品を提供
- 6709 明星電気 気象関連製品を提供
- 6748 星和電機 気象関連製品を提供
- 9551 メタウォーター ウォータービジネスクラウドに蓄積されたデータの活用実験
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気象情報関連銘柄 本命株・出遅れ株
それでは気象情報関連銘柄の中でも特に本命視されそうな銘柄をピックアップしていこう。出遅れ銘柄などもあれば今後追記するつもりだ。なお、この項目は当方の主観を含む内容のため、参考までに願う。
ウェザーニューズ
時価総額:40,388百万円
PER:(連) 26.57倍
PBR:(連) 2.76倍
≪2019/05/24時点≫
気象情報関連銘柄として真っ先に思いつくのはウェザーニューズだろう。ウェザーニュースは、民間気象情報で世界最大手の企業。個人向けの気象情報サイトも積極的に展開している。
ウェザーニューズは2018年に米エヌビディアと連携して全世界の雨の状況を高精度に可視化・予測するAIプロジェクトを開始すると発表しており、気象情報関連銘柄として存在感を高めるだけでなくAI関連銘柄としても注目の株だ。
今後、気象情報の重要性がより高まってくればウェザーニュースにとっては追い風だ。ウェザーニューズの時価総額規模は小粒というわけではないが、十分に値動き妙味のあるレベル。引き続き気象情報関連銘柄の本命株として注目しておきたい。
エコモット
時価総額:7,763百万円
PER:(単) 71.88倍
PBR:(単) 5.31倍
≪2019/05/24時点≫
気象情報関連銘柄の一角としてエコモットにも注目しておきたい。エコモットはIoTインテグレーション事業を展開する企業だが、気象情報関連の事業も手掛けている。エコモットは気象予測機能付きデータ表示板「サインロイド2」を提供している。これは現地の風速データを計測・集計し、気象情報も表示できるAIによるピンポイント気象予測表示板だ。建設現場などの安全対策の一環として導入される事例も多いようだ。
エコモットは気象情報関連銘柄だけでなく、5G関連銘柄などその他のテーマ性も面白いし時価総額規模も小さい。値動きが軽くて短期でも面白い銘柄なので引き続き注目しておきたい。
いであ
時価総額:8,939百万円
PER:(連) 8.77倍
PBR:(連) 0.51倍
≪2019/05/24時点≫
いであも気象情報関連銘柄の一角として注目しておきたい。いであは建設コンサルタントを手掛ける企業だが、実は1953年に「トウジョウ・ウェザー・サービス・センター」として創業した民間初の気象情報会社でもある。
現在でも個人ユーザー向けのスマホサービスで「ライフレンジャー天気」を提供しており、また官公庁や自治体・特定事業者向けの気象予測にも対応している気象情報関連銘柄だ。
いであは時価総額規模も小さく値動きも軽い。また現状の株価だとPER、PBRに過熱感が無いのも◎。PBRは1倍以下だ。注目しておきたい気象情報関連銘柄といえるだろう。
気象情報関連銘柄 まとめ
気象情報関連銘柄は爆発的に急騰するようなテーマ株ではないと思うが、2019年6月中旬の気象庁のスパコン導入に合わせて関連銘柄に注目が集まる可能性はあり得そうだ。また、天候が経済に及ぼす影響の大きさが今後重視されていく可能性も高い。気象情報関連銘柄はひととおり把握しておきたいテーマ株といえそうだ。