この記事にはプロモーションが含まれます。
人手不足が叫ばれる昨今の企業において「人材の育成」は一つの大きなテーマである。
ただでさえ「人手不足倒産」なども話題になるほど労働力不足な時代が到来しており、企業もRPAやERPなどの業務支援ツールを駆使し生産性の向上、業務の効率化を図っている。
そういった業務効率化ツールの活用と同時に、企業としては苦労して獲得した人材を「生産性に結び付く人材」に育てあげたいのは当然だ。
少子高齢化、労働力不足の時代ゆえ、今「社員研修」に熱い視線が集まっているようだ。株式市場においても「社員研修関連銘柄」は無視できないテーマ株となりつつある。
このページでは社員研修関連銘柄について本命株・出遅れ株 一覧をわかりやすく詳しくまとめていく。
社員研修関連銘柄とは
社員研修関連銘柄とは、その名の通り企業の社員研修に関連するサービスを手掛ける銘柄の総称である。
人手不足が叫ばれる現代社会において、企業が少ない人材でも仕事を回していけるよう業務の効率化は必要不可欠。もちろん、業務の効率化においてRPA・ERPツールなど業務支援ツールの需要も高まっているが、それと同時に「人材の育成」も重要な課題だ。
人材のアウトソーシングなど、労働力を確保する方法はいくつかあるが「元々いる人材を育成する」という基本に今、改めて企業は注目しているようだ。
社員研修や人材の育成に関連するサービスを手掛ける銘柄にとっては大きなビジネスチャンス。
人手不足はカンタンには解消するものではなく、数年、あるいは数十年単位で取り組んでいく課題。社員研修関連銘柄もそこそこ息の長いテーマ株となるかもしれない。本命株・出遅れ株 一覧はしっかりと把握しておきたい。
社員研修関連銘柄 一覧
- 6200 インソース 人材育成・社員研修事業
- 7043 アルー 人材育成・社員研修事業 英語研修も
- 2170 リンクアンドモチベ 経営コンサル・社員研修事業
- 2464 ビジネスブレークスルー 遠隔マネジメント教育事業 社会人研修
- 6028 テクノプロHD 技術系人材派遣 IT分野の教育・研修
- 3479 ティーケーピー 貸し会議室を展開
"出遅れ株"を見つける方法とは?
【PR】短期で収益を狙うなら!プロ注目の銘柄情報をはじめ、業界の最新情報までをイチ早く手に入れるのは必須の条件。さらに、絶好の買い場を迎える"出遅れ株"を掴むには…。
テーマ株の情報に強い株の情報サイトを利用するべきだ!
社員研修関連銘柄 本命株・出遅れ株
それでは社員研修関連銘柄のなかでも特に本命視されそうな銘柄をピックアップしていこう。出遅れ銘柄などもあれば追記していくつもりだ。なお、この項目は当方の主観を含む内容のため、参考までに願う。
本命株 インソース
時価総額:38,393百万円
PER:(連) 50.65倍
PBR:(連) 13.12倍
≪2019/02/18時点≫
社員研修関連銘柄の代表格といえば、やはりインソースだろう。インソースは人材の育成、社員研修などを手掛ける銘柄で企業の人事部向けの講師派遣型の研修や公開講座などを運営している。まさに社員研修関連銘柄としてはドンピシャの事業内容といえそうだ。
インソースの時価総額規模は小粒とはいえないまでも、中期スタンスくらいで十分妙味あるレベルの大きさ。社員研修、人材育成などのテーマ性に注目が集まれば値動き的にも面白い銘柄といえるのではないだろうか。
当方はインソースを社員研修関連銘柄の本命株として注目する。
本命株 アルー
時価総額:3,523百万円
PER:---倍
PBR:(連) 3.53倍
≪2019/02/18時点≫
アルーも社員研修関連銘柄の本命株として注目しておきたい。アルーは2018年12月にマザーズ市場に上場したばかりのIPO銘柄だ。
事業内容としては、顧客企業のさまざまな課題を解決すべくビジネススキルの研修や語学研修、マインド研修などを手掛ける。こちらもまさに社員研修関連のど真ん中の銘柄といえそうだ。語学研修においては法人のみならず個人向けも展開している。
加えて、アルーが面白いのは時価総額規模がかなり小粒な点。マザーズに上場したばかりでもあり、値動きも非常に軽い。社員研修関連というテーマ性に注目が集まれば、短期的に火柱を立てるのはアルーかもしれない。当方はアルーを社員研修関連銘柄の本命株として大注目する。
本命株 リンクアンドモチベーション
時価総額:104,023百万円
PER:(連) 38.11倍
PBR:(連) 12.63倍
≪2019/02/18時点≫
リンクアンドモチベーションも社員研修関連銘柄として注目しておくべきだ。リンクアンドモチベーションは組織・人事・IRなどの経営コンサルが主な事業だが、社員のモチベーションを高める研修なども手掛けている。こちらも、社員研修関連銘柄として見逃せない銘柄だ。
リンクアンドモチベーションは少し時価総額規模が大きめなので、値動きはマイルドになりそうだ。取り組むとすれば、中期スタンスくらいが妥当か。
本命株 ビジネス・ブレークスルー
時価総額:5,092百万円
PER:(連) 17.92倍
PBR:(連) 1.06倍
≪2019/02/18時点≫
ビジネス・ブレークスルーも社員研修関連銘柄の一角として注目しておくべきだろう。ビジネス・ブレークスルーは社会人向けの大学、大学院、遠隔マネジメント教育事業を手掛ける企業だ。
ビジネス・ブレークスルーは法人向け教育サービスで大型案件を受けることが多いので、こちらも人材育成・社員研修のテーマ性に注目が集まれば、人気を集める可能性は高そうだ。
ビジネス・ブレークスルーは時価総額規模も比較的小粒なので、値動き妙味の観点からも非常に面白そうだ。こちらも社員研修関連銘柄の本命株として注目しておきたい。
本命株 テクノプロ・ホールディングス
時価総額:221,818百万円
PER:(連) 24.90倍
PBR:(連) 5.27倍
≪2019/02/18時点≫
テクノプロ・ホールディングスも社員研修関連銘柄の一角として注目しておきたい。テクノプロ・ホールディングスは国内最大級の技術系の人材サービスを手掛ける企業。テクノプロ・ホールディングスは子会社を通じて、IT分野の教育・研修事業なども手掛けている。こちらも社員研修関連銘柄の一角として見逃せない銘柄といえるだろう。
ただしテクノプロ・ホールディングスは少し時価総額規模が大きめなので、値動き妙味の観点では少し面白みに欠けるか。
出遅れ株 ティーケーピー
時価総額:115,169百万円
PER:(連) 87.16倍
PBR:(連) 11.49倍
≪2019/02/18時点≫
面白いところではティーケーピーも社員研修関連銘柄の一角として注目だ。ティーケーピーは貸し会議室の大手企業だ。
日本国内の企業で社員研修が盛んに行われれば、貸し会議室を手掛けるティーケーピーにとっても大きなビジネスチャンスが到来するかもしれない。直接的ではないが、間接的な社員研修関連銘柄として注目だ。
ただティーケーピーの時価総額規模はそこまで小さくないので、取り組むとすれば中期スタンスくらいがちょうど良さそうか。
社員研修関連銘柄 まとめ
企業が業務の効率化を求めるのは当然のことであり、労働力不足が叫ばれる現代社会では今後もますます人材の育成に注力される可能性がある。少子高齢化社会が加速する日本において、労働力不足がすぐさま解消することは考えにくい。社員研修関連銘柄も引き続き注目を集まるテーマ株となる可能性がある。
社員研修関連銘柄は爆発的に注目を集める類のテーマ株ではないと思うが、ジワジワと注目される息の長いテーマ株となるかもしれない。本命株・出遅れ株 一覧はしっかりと把握しておくとよいだろう。