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TikTok(ティックトック)というSNSアプリが若者世代に大流行しているようだ。
TikTokは2016年09月に中国の「バイトダンス社」がリリースした短編動画共有アプリであり、中国ではすでに最大のユーザー数を誇る大人気SNSだ。日本国内でも若者世代を中心にユーザー数が増加してきており、今まさに流行中のアプリ筆頭といえる。
これまでに流行したSNSなどは、それに関連した銘柄が一つのテーマ株として注目を集めたこともある。インスタグラム関連銘柄などがその代表格といえるだろう。
TikTokに関しても例外でなく株式市場においてもTikTok関連銘柄が注目を集めてきている。
ということで、このページではTikTok関連銘柄について本命株・出遅れ株 一覧をわかりやすく詳しくまとめていく。
TikTok関連銘柄とは
TikTok関連銘柄とは、その名の通り短編動画共有アプリ「TikTok(ティックトック)」に関連する銘柄の総称である。主に、TikTokを提供する中国「バイトダンス」社と業務提携をする企業や出資する企業、またTikTokを活用したマーケティングを手掛ける企業がTikTok関連銘柄の中心となりそうだ。
TikTok(ティックトック)とは
まずはTikTok(ティックトック)に関して少しだけ説明しておこう。ザックリ言ってしまえばTikTok(ティックトック)とは「動画」が中心のSNSである。自分で撮ったショート動画を音楽を付けたりフィルターや特殊効果などを付けて加工・編集し共有するアプリ。インスタグラムが写真・動画が中心のSNSだとすれば、TikTokは動画・音楽に特化したSNSといえるだろう。
また、TikTokを手掛ける中国の「バイトダンス社」は2019年1月現在中国国内においても上場していない。だが、企業価値は「750億ドル以上」とも評価されているユニコーン企業だ。「企業価値750億ドル」と言われてもピンとこないかもしれないが、米国のユニコーン企業「Uber」の企業価値が「720億ドル」と評価されており、Uberを超えるレベルといえば、なんとなく凄さがわかるのではないだろうか。
つまりTikTokを手掛けるバイトダンス社は、中国随一のユニコーン企業といえそうだ。TikTokに投資する株主企業などにも注目しておいた方が良さそうだ。
ともかく現在、若者世代に爆発的な人気となっているTikTok。若者世代にアプローチしたい企業にとって、TikTokは非常に魅力的な広告プラットフォームといえる。今後、TikTokをマーケティングに活かそうという企業はどんどん増えてくるはずだ。そうなれば、TikTok関連銘柄は非常に興味深いテーマ株となる可能性がある。本命株・出遅れ株 一覧はしっかりと把握しておこう。
TikTok関連銘柄はインフルエンサー関連銘柄の一部
TikTok関連銘柄は、広義ではインフルエンサー関連銘柄の一部と考えることもできる。
インフルエンサーとは「世間に与える影響力が大きい行動を行う人物」のことで、有名なブロガーやユーチューバー、インスタグラマーをひっくるめた総称だ。もちろん有名なTikTokユーザー「ティックトッカー」も広義ではインフルエンサーである。
当サイトでは、すでにインフルエンサー関連銘柄についてまとめているが、わかりやすさ重視のためこのページでは特に「TikTok」に関連する銘柄のみを専門的にまとめておく。TikTok関連銘柄とインフルエンサー関連銘柄は、重複する銘柄も多くあり非常に親和性が高いテーマ株のため、あわせてチェックしておくことをオススメする。
インフルエンサー関連銘柄 本命株・出遅れ株 一覧 まとめはコチラ≫
また、当サイトではその他のSNSやプラットフォームに特化したテーマ株についても本命株・出遅れ株 一覧をまとめている。これらもTikTok関連銘柄と非常に親和性が高いテーマのため、あわせてチェックしておこう。
インスタグラム関連銘柄 本命株・出遅れ株 一覧 まとめはコチラ≫
YouTube関連銘柄 本命株・出遅れ株 一覧 まとめはコチラ≫
TikTok関連銘柄 一覧
- ソフトバンクグループ TikTok運営「バイトダンス社」に出資
- サイバーエージェント エイベックスと共同出資「AWA」がTikTokと業務提携
- エイベックス サイバーAと共同出資「AWA」がTikTokと業務提携
- ベクトル TikTokと広告パートナー契約
- トレンダーズ TikTok専門部署設立 TikTokと広告パートナー契約
- UUUM インフルエンサー関連・YouTube関連で思惑か?!
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TikTok関連銘柄 本命株・出遅れ株
それではTikTok関連銘柄のなかでも特に本命視されそうな銘柄をピックアップしていこう。出遅れ銘柄などもあれば追記していくつもりだ。なお、この項目は当方の主観を含む内容のため、参考までに願う。
本命株 ソフトバンクグループ
時価総額:8,957,174百万円
PER:---倍
PBR:(連) 1.40倍
≪2019/01/30時点≫
TikTok関連銘柄としてまず注目したいのはソフトバンクグループだろう。2018年11月05日、ソフトバンクグループの10兆円ファンド「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」がTikTokを手掛ける中国の「バイトダンス」社に出資したと発表している。
出資金額は非公開ということだがバイトダンス社は過去に「30億ドル以上の資金調達に向けて協議に入った」と報じられている。この出資にソフトバンク含めいくつかの企業が参加していたとのことなので、ソフトバンクの出資額も数億ドルには上るのではないだろうか。
バイトダンス社は2019年01月現在未上場の中国のユニコーン企業。もし今後、バイトダンス社がどこかの市場に上場するとなれば、ソフトバンクグループは大きな含み益を得る可能性が高そうだ。
とはいえ、ソフトバンクグループは時価総額規模の巨大な企業。値動きは相応に重いので、TikTok関連銘柄というだけではそこまで大きく株価は動かないかもしれない。もし、取り組むとすれば中長期スタンスでの取り組みが前提になりそうだ。
一応、TikTok関連銘柄の中核銘柄として注目しておきたい。
本命株 サイバーエージェント
時価総額:525,303百万円
PER:(連) 104.58倍
PBR:(連) 6.41倍
≪2019/01/30時点≫
サイバーエージェントもTikTok関連銘柄の本命株として注目しておきたい。
TikTokとの関連性はサイバーエージェントとエイベックスの共同出資している音楽の定額聞き放題サービスを提供する「AWA」がTikTokのバイトダンス社と業務提携した件だ。TikTokはショート動画に音楽をつけて共有するのがメインの楽しみ方だが、AWAが提供する2万5000曲以上の音楽をTikTokで使用することができるようだ。
サイバーエージェントも立派なTikTok関連銘柄の本命株といえそうだ。
ただしサイバーエージェントはソフトバンクほどではないにしろ、時価総額規模は大きな企業。値動きは軽くはないので、取り組むとすれば中長期スタンスのほうが良いだろう。
本命株 エイベックス
時価総額:65,094百万円
PER:(連) 23.46倍
PBR:(連) 1.28倍
≪2019/01/30時点≫
エイベックスもTikTok関連銘柄の本命株として注目だ。TikTokとの関連性は前述のとおり、サイバーエージェントと共同出資する音楽定額配信サービス「AWA」がTikTokと業務提携している件。
エイベックスの時価総額規模は小粒とはいえないが、サイバーエージェントよりもケタが一つ少ないので値動き妙味に関してはこちらの方が面白みがありそうだ。
本命株 ベクトル
時価総額:61,037百万円
PER:(連) 31.72倍
PBR:(連) 5.34倍
≪2019/01/30時点≫
ベクトルもTikTok関連銘柄の本命株として注目しておきたい。ベクトルはSNSなどのネット媒体を得意とするPR会社で、TikTokと広告パートナー契約を締結している点に注目だ。ベクトルはTikTokのコンテンツ開発支援や日本市場にあったプロダクトの開発や広告販売の支援などを行うとしている。
こちらもまさにTikTok関連銘柄の本命といえそうだ。ベクトルの時価総額規模も小粒ではないが、中期スタンスくらいなら十分面白みのあるレベルといえるだろう。TikTok関連銘柄の本命株として注目しておきたい。
本命株・出遅れ株 トレンダーズ
時価総額:8,308百万円
PER:(連) 22.59倍
PBR:(連) 3.89倍
≪2019/01/30時点≫
TikTok関連銘柄の本命株・出遅れ株として注目したいのがトレンダーズだ。トレンダーズは、インスタグラムなどのSNSのインフルエンサーマーケティングを得意とする企業。インフルエンサー関連銘柄、インスタグラム関連銘柄としてもピックアップした銘柄だ。SNS領域に強い企業で、TikTokにもマーケティングの幅を広げている。
2019年01月28日にトレンダーズは社内でTikTok専門部署を設立、またTikTokと広告パートナー契約を締結したことを発表。こちらもまさにTikTok関連銘柄の本命株といえそうだ。
なお、トレンダーズはTikTok関連銘柄のなかでも特に時価総額規模の小さいほうなので短期的な値動き妙味はバツグン。値動きの観点からもTikTok関連銘柄の本命株・出遅れ株として注目しておきたい。
思惑株・出遅れ株 UUUM
時価総額:105,312百万円
PER:(連) 156.14倍
PBR:(連) 44.85倍
≪2019/01/30時点≫
一つ、思惑的な銘柄としてUUUMをピックアップしておきたい。UUUMはご存知、ユーチューバーのマネジメント事業を手掛ける企業だ。TikTok関連の思惑株としてピックアップするのは、UUUM所属のユーチューバーなどが今後、タレント化しその他のプラットフォームでもマルチに活躍する可能性があると考えるからだ。
現に、UUUM所属の代表的ユーチューバーの「ヒカキン」氏などは数多くのTVやCMなどにも出演し、マルチに活躍している。すでに人気のあるユーチューバーならば、Youtubeというプラットフォームだけでなくその他のプラットフォームでも活躍することは可能だろう。
まだ思惑の域をでないが、SNSやインフルエンサー絡みのテーマとしてTikTok関連銘柄に注目が集まれば、UUUMに人気が波及する可能性もあるかもしれない。TikTok関連銘柄の出遅れ株・思惑株として注目しておくのも面白いかもしれない。
米国が「TikTok」禁止を示唆!インドでは「TikTok」禁止、世界で中国アプリ排除の流れ
最近は株高の流れ、そして新型コロナウイルスの報道からもあまり目立ったニュースとなってはいないが、米中の関係にはそろそろ気を付けておくべきだろう。
というのも米国がファーウェイに対しての制裁を発表してからそろそろ2ヶ月となる。
米国は、中国が通信や半導体など先端技術の開発を通じて国力をさらに増進することを警戒しているが、特に次世代通信規格「5G」で世界をリードしている中国ファーウェイに対して厳しい視線を向けているが、米国政府はファーウェイに対して「外国で製造した半導体でも米国製の製造装置を使っていればファーウェイに輸出できなくなる。」と発表している。
これが今後業績面で「ファーウェイにとって今後大きなダメージとなるとファーウェイ幹部は頭を悩ませている。」
ファーウェイを巡っては、英国のボリス・ジョンソン首相もイギリス国内の5Gネットワークからファーウェイ製品を排除する準備を、早ければ年内にも実行する動きを示しているのだ。
各国からの避難、中国の暴走が本格化する懸念!
先週、中国当局が「香港国家安全維持法」を施行したが、「国家安全保障を脅かすと判断されたコンテンツの削除をインターネット企業に命じる権限を警察に付与する条項」などを加えている事からも日本を含め、世界的な批判が集まってきている。
各国が中国アプリを禁止を検討!TikTokを米国も禁止を示唆!
ファーウェイもだが、中国企業のByteDanceが提供する世界で最も人気を誇る動画投稿アプリ「TikTok」が、中国政府による「監視やプロパガンダの道具として使われる懸念」から、各国から締め出しが加速しており、米国でも米政権が「TikTok」の禁止を検討を示唆、インドは既に禁止しており、オーストラリアも禁止を検討している。
米国での黒人差別の暴動もだが、SNSを通じて情報操作というのが当たり前に行われているが、TikTokの世界のダウンロード数は20億回ダウンロードを超えているが、その殆どが影響を受けやすい10代、20代の若者が中心だ。
Facebookを脅かす程のアプリが、情報操作国である中国のアプリ企業となれば「各国が不安を感じるのは当然と言える。」
先月、中国軍とインド軍が国境沿いで軍事衝突して死者を出すなどの事態があったが、両軍とも撤退を始めたが、新型コロナウイルス流行以降の中国の動きは目に余るものがある。
オーストラリアと中国は貿易面でも重要な相手だったが、オーストラリアが中国に対して批判をしたら、その報復としてオーストラリア産の食肉を一部輸入停止したり、オーストラリア産大麦に追加関税をするなど強硬姿勢をとっている。
各国が経済に向けて邁進しているが、中国企業の締め出しなどが続いている事からも、中国は各国に対して「いつ牙を向いてくるかわからない。」と言えるだろう。
今回の「TikTok」の世界的な締め出しの動きからも、当方はTikTok関連銘柄は注意が必要と見ているが、TikTok関連銘柄の中でも要注意という銘柄があったので記載するぞ。
要注意 6058 ベクトル
時価総額:42,232百万円
PER:(連) 66.69倍
PBR:(連) 4.21倍
≪2020/07/08時点≫
ベクトルは独立系で国内最大規模のSNSなどのネット媒体を得意とするPR会社だ。
同社は今世界的に禁止の余波がある、TikTokのコンテンツ開発支援や日本市場にあったプロダクトの開発や広告販売の支援など、TikTokと広告パートナー契約を締結している。
業績面などは安定はしているが、PER66.9倍と割高。チャートを見ても上値が重い展開が続いており、信用倍率が6.47倍と買い残が多い事からも7月15日の決算が今一つとなると売り圧力が強まる可能性が高いと言えるだろう。
新型コロナウイルスの影響を受けにくい企業だけに、今回の決算は悪いとも思わないが、各国のSNSなどの規制の余波が拡大となれば、これからの業績に不安要素があると言えるだろう。
TikTok関連銘柄 まとめ
中国はすでにトップクラスの人気を誇るTikTokだが、日本国内でも若者世代に大人気のSNSアプリとなっている。今後、TikTokのインフルエンサー「ティックトッカー」が世間をにぎわす可能性は高いだろう。
いまやインフルエンサーマーケティングという手法を取り入れている企業は多数ある。今後もTikTokの勢いが伸びれば、TikTok関連銘柄の注目度も高まりそうと言えるだろう。
※2020年7月8日追記、米国もだが世界的に中国のアプリが禁止の方向に動いている。ユーザーの多いインドでの禁止、そして今後米国で禁止となればTikTokの利用者は激減する可能性がでている。
TikTok関連銘柄の本命株・出遅れ株 一覧はしっかりと把握しておきたい。