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2018年09月06日(木)未明、北海道の厚真町近隣を震源地として大地震が起きた。この地震は、当初「震度6強」と報じられていたが、その後の報道で震源地である厚真町では最大震度7を観測したと報道があったようだ。日本において、震度7を観測するのは2016年に起きた熊本地震以来となる。震度7の地震は非常に大きいものなので、今後の余震などにも注意してほしい。
この北海道地震では大規模な土砂災害や家屋の倒壊があったようで、近隣住民の方の安否が心配でならない。とにかく、今回の北海道地震で被害にあわれた方は二次災害などにも警戒しどうか身の安全を第一に考えて行動してほしいと願う。
この北海道地震の発生をうけて日本の株式市場では多くの銘柄が下落する事態となったが、一部の銘柄は北海道地震の復興関連銘柄として注目を浴びている。
当ページでは北海道地震関連銘柄(復興関連銘柄)について本命株・出遅れ株 一覧を詳しくわかりやすくまとめておく。
北海道地震関連銘柄(北海道復興関連銘柄)とは
北海道地震関連銘柄とは、その名の通り2018年09月06日(木)未明に北海道で起きた最大震度7の地震に関連する銘柄の総称である。
地震で建物が倒壊したり土砂災害などがあれば、その後の復興には建設関連業者が必要不可欠である。大きな災害があった場合、その地元の建設事業者などの株が注目されるケースが多い。今回の北海道地震関連銘柄は北海道に地盤を置く、建設・建築・建機・建材関連銘柄が中心になりそうだ。
北海道地震関連銘柄 一覧
- 8104 クワザワ 北海道地盤 建材・土木資材商社
- 9678 カナモト 北海道地盤 建機レンタル大手
- 3987 エコモット 北海道地盤 建設情報化支援「現場ロイド」
- 1840 土屋HD 北海道地盤 注文住宅会社
- 8085 ナラサキ産業 北海道地盤 農業設備、燃料、建設資材など
- 9812 テーオーHD 北海道地盤 木材・流通・住宅が三本柱
- 8594 中道リース 北海道地盤 建機・車両のリース業
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北海道地震関連銘柄 本命株・出遅れ株
それでは北海道地震関連銘柄の中でも特に本命視されそうな銘柄をピックアップしていこう。出遅れ銘柄などもあれば今後追記するつもりだ。なお、この項目は当方の主観を含む内容のため、参考までに願う。
本命株 クワザワ
時価総額:8,514百万円
PER:(連) 11.61倍
PBR:(連) 0.64倍
≪2018/09/06時点≫
クワザワは北海道地震関連銘柄の本命株といえるだろう。クワザワは北海道地震が発生した当日(09/06)にストップ高気配。同社は北海道が地盤の建材や土木資材の商社。北海道地震における復興で、活躍する企業の一角と言えるだろう。加えて、クワザワは時価総額規模も小さく値動きも軽い。普段はそこまで目立つような銘柄ではないので、PER、PBRともに低めで放置されていた印象の銘柄。割安感も相まって買いが集まったのだろう。いずれにせよ、北海道地震の復興で活躍するであろう銘柄なので注目しておくべきかもしれない。
本命株 カナモト
時価総額:132,819百万円
PER:(連) 11.93倍
PBR:(連) 1.42倍
≪2018/09/06時点≫
カナモトも北海道地震関連銘柄の本命株と言えるだろう。カナモトも北海道地震が発生した当日(09/06)に大きく上昇した銘柄だ。カナモトは北海道地盤で建機レンタルの大手。建機レンタルでは西尾レントオールと二強の一角。
カナモトも北海道地震における復興で活躍するであろう企業の一つといえるだろう。ただしカナモトは時価総額規模が少し大きめなので、値動きは少し重いかもしれない。
本命株 エコモット
時価総額:5,283百万円
PER:(単) 59.88倍
PBR:(単) 6.61倍
≪2018/09/06時点≫
エコモットも北海道地震関連銘柄の本命株だ。エコモットも北海道が地盤で、IoTインテグレーションを展開する企業。事業の柱となっているのは建設情報化支援「現場ロイド」というもの。こちらも北海道地震の復興で活躍するであろう銘柄といえる。エコモットは時価総額規模は小さめで値動きは軽い。短期での物色人気も集めやすい銘柄と言えるだろう。
本命株 土屋ホールディングス
時価総額:5,439百万円
PER:(連) 43.24倍
PBR:(連) 0.43倍
≪2018/09/06時点≫
土屋ホールディングスも北海道地震関連銘柄の本命株の一角といえる。土屋ホールディングスも北海道が地盤の企業で注文住宅を手掛ける企業。当記事を書いている時点では、今回の北海道地震でどれだけの家屋が倒壊してしまったか、全貌は見えていないが、地震の直後には注文住宅をてがける企業は需要が高まる可能性が高い。土屋ホールディングスも時価総額規模は小さく、値動きは軽い。またPBRが現状では1倍以下な点にも注目だ。
出遅れ株 ナラサキ産業
時価総額:11,051百万円
PER:(連) 6.85倍
PBR:(連) 0.78倍
≪2018/09/06時点≫
ナラサキ産業も北海道地震関連銘柄の出遅れ株として注目しておきたい。ナラサキ産業も北海道が地盤の企業で、農業設備や建設資材、燃料、港湾作業、建機などを手掛ける銘柄。こちらも北海道地震における復興で活躍できそうな銘柄といえるだろう。
ナラサキ産業も時価総額規模はそこまで大きくなくPBRも現状では1倍以下で割安感あり。北海道地震関連銘柄の出遅れ株として注目したい。
出遅れ株 テーオーホールディングス
時価総額:6,999百万円
PER:(連) 167.52倍
PBR:(連) 2.28倍
≪2018/09/06時点≫
テーオーホールディングスも北海道地震関連銘柄の出遅れ株として注目しておきたい。テーオーホールディングスも北海道が地盤の企業で、木材・流通・住宅を3本柱とする企業。フローリングでは業界首位だ。北海道地震で、住宅などがダメージを受けているならばテーオーホールディングスも復興で活躍できる企業といえるだろう。
テーオーホールディングスも時価総額規模は小さく値動きは軽いため注目。ただしテーオーホールディングスはPERが少し過熱感がある水準か!?注意しつつ監視したい銘柄だ。
【2018年09月07日(金)追記】
出遅れ株 中道リース
時価総額:4,947百万円
PER:(単) 11.35倍
PBR:(単) 0.57倍
≪2018/09/07時点≫
中道リースも北海道地震関連銘柄の一角として注目しておきたい。中道リースは札証に上場する銘柄で、北海道地盤のリース会社。土木建機や車両のリースを手掛ける企業ということで、こちらも北海道地震の復興で活躍する銘柄といえそうだ。
また、中道リースは時価総額規模も小さく値動きも軽い。普段はそこまで注目されるような銘柄ではないので、PER・PBRともに過熱感はないように思う。PBRに関しては現状では1倍以下という点にも注目だ。中道リースも北海道地震関連銘柄の出遅れ株としてチェックしておこう。
北海道地震関連銘柄 まとめ
自然災害は、いつか必ず起こるものかもしれないが2018年は地震や台風、異常な猛暑など多くの自然災害に見舞われている。自然のことなので仕方がないとはいえハッキリ言ってもう勘弁してほしい。
だがいくら自然災害が起きても何度でも復興するのが人間の強さとも言える。今回の北海道地震も、数年後にはしっかりと復興できていることを願う。復興の意味も込めて、北海道地震関連銘柄には投資家も注目すべきかもしれない。
今回、北海道地震の被害にあわれた方にお見舞いを申し上げます。一日も早く、普段の日常に戻れるよう願います。