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2018年の夏は深刻な猛暑が続いている。例年に比べても物凄い暑さだが、7月末にかけて暑さはじょじょにおさまってくるとの見方があるようだ。(とはいえ30度以上の気温らしいので暑いには暑いが)
例年以上の猛暑日が続く7月は「猛暑関連銘柄」に注目が集まっていたが、じょじょに暑さが落ち着いてくるとすれば、次に注目を集めるのは「水不足関連銘柄」ではないだろうか。
2018年の夏は西日本においては7月アタマに豪雨災害が起き、被害をうけた地域の中には断水となっている地域も多い。また、関東地方で観測史上最速の梅雨明け宣言が出されたことも記憶に新しいが、その後も関東地方においては雨量は少ない。国土交通省関東地方整備局は渇水対策本部を設けて警戒体制に入ったとのこと。
いずれにしろ、2018年の夏は水不足に陥る可能性が高そうだ。水不足のニュースが報じられれば、株式市場においても水不足関連銘柄に注目が集まりそうだ。
このページでは水不足関連銘柄について本命株・出遅れ株 一覧をわかりやすく詳しくまとめておく。
水不足関連銘柄とは
水不足関連銘柄とは、その名の通り水不足に関連する銘柄の総称である。具体的にはミネラルウォーターの販売を手掛ける銘柄や、家庭用・オフィス用などのウォーターサーバーを手掛ける銘柄、または家庭用の雨水貯水タンクなどを手掛ける銘柄が中心になりそうだ。
2018年に限らず、この先水不足になりそうな年には、注目されるテーマ株といえるだろう。本命株・出遅れ株 一覧はしっかりと把握しておきたい。
水不足関連銘柄 一覧
- 9788 ナック ウォーターサーバー
- 4665 ダスキン ウォーターサーバー
- 2588 プレミアムウォーターHD ウォーターサーバー
- 3361 トーエル ウォーターサーバー
- 9435 光通信 プレミアムウォーターの親会社
- 4653 ダイオーズ ウォーターサーバー
- 2587 サントリー食品 ミネラルウォーター販売
- 2503 キリンHD ミネラルウォーター販売
- 2593 伊藤園 ミネラルウォーター販売
- 4578 大塚HD ミネラルウォーター販売
- 4215 タキロンシーアイ 家庭用雨水タンク
- 5279 日本興業 貯水槽など
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水不足関連銘柄 本命株・出遅れ株
それでは水不足関連銘柄の中でも特に本命視されそうな銘柄をピックアップしていこう。出遅れ銘柄などもあれば今後追記するつもりだ。なお、この項目は当方の主観を含む内容のため、参考までに願う。
本命株 ナック
時価総額:18,045百万円
PER:(連) 27.02倍
PBR:(連) 1.15倍
≪2018/07/24時点≫
水不足関連銘柄の本命株として注目したいのがナックだ。ナックはダスキン代理店の最大手で「ウォーターサーバーの「クリスタルクララ」を手掛ける企業だ。他にも戸建て住宅販売なども手掛ける。やはり水不足の時に、ウォーターサーバーが自宅にあると安心できるし契約する人も増えるのではないだろうか。
ナックは時価総額規模もさほど大きくなく値動きもそこそこ軽いほうと言えるのではないだろうか。水不足関連銘柄の本命株として注目だ。
本命株 プレミアムウォーターホールディングス
時価総額:35,413百万円
PER:(連) 3,527.03倍
PBR:(連) ---倍
≪2018/07/24時点≫
プレミアムウォーターホールディングスも水不足関連銘柄の一角として注目しておきたい。こちらも「プレミアムウォーター」というウォーターサーバーを手掛けている企業。こちらも水不足でビジネスチャンうを得る可能性が高い銘柄といえるだろう。
プレミアムウォーターは、過去にブロックチェーン関連銘柄の思惑などで物色されたことがあり、PERには過熱感があるので注意が必要かもしれないが、そこそこ値動きは軽いので短期スタンスでなら面白いかもしれない。
本命株 トーエル
時価総額:18,598百万円
PER:(連) 13.63倍
PBR:(連) 1.21倍
≪2018/07/24時点≫
トーエルは神奈川県が地盤のLPガス事業者でウォーターサーバー「アルピナウォーター」事業も育成中だ。こちらも水不足が追い風になる銘柄といえるだろう。トーエルは時価総額規模もそこまで大きくなく値動きも軽い。水不足関連銘柄の中核株として注目だ。
本命株 ダイオーズ
時価総額:18,129百万円
PER:(連) 16.62倍
PBR:(連) 1.45倍
≪2018/07/24時点≫
ダイオーズはオフィスコーヒーで国内首位級の銘柄だ。ダイオーズもコーヒーだけでなくウォーターサーバー「ピュアウォーター」を手掛けている点に注目だ。こちらも水不足がビジネスチャンスとなる銘柄といえる。ダイオーズも時価総額規模はそこまで大きくない。値動きもそこそこ軽いので注目しておきたい。
本命株 サントリー食品
時価総額:1,481,655百万円
PER:(連) 18.52倍
PBR:(連) 2.18倍
≪2018/07/24時点≫
ご存知サントリー食品も水不足関連銘柄として注目か。サントリーは「サントリー天然水」などミネラルウォーターの販売を手掛けている。水不足になれば、ミネラルウォーターの売れ行きは加速するだろう。
ただしサントリー食品は誰もがしる大企業。時価総額規模も非常に大きいので短期的な値動きにはそこまで期待できそうにないだろう。
ちなみにサントリーと同じく、ミネラルウォーター販売を手掛けるキリンホールディングスや伊藤園、大塚ホールディングスなどにも注目しておいていいかもしれない。ただボトルでミネラルウォーターを販売する企業はどれも大企業なので短期的な値動き妙味では少し面白みに欠けると思うけど。
出遅れ株 タキロンシーアイ
時価総額:59,085百万円
PER:(連) 9.85倍
PBR:(連) 0.86倍
≪2018/07/24時点≫
水不足関連銘柄の出遅れ株としてはタキロンシーアイに注目したい。タキロンシーアイはプラスチック加工の大手でIT向け樹脂版を手掛ける企業だ。
タキロンシーアイで注目したいのは、家庭用の雨水タンクを手掛けている点。水不足になれば各家庭で雨水を貯水できるタンクも需要が伸びそうだ。こちらも水不足関連銘柄の一角として注目しておきたい。
出遅れ株 日本興業
時価総額:3,162百万円
PER:(連) 19.93倍
PBR:(連) 0.46倍
≪2018/07/24時点≫
日本興業は耐震性貯水槽や雨水貯留浸透施設などを手掛けている点から水不足関連銘柄の出遅れ株として注目しておきたい。
なお、日本興業は時価総額規模が小さく値動きは軽い。PBRも現状1倍以下で割安感もある。水不足関連銘柄として人気化すれば面白そうな銘柄と言えるだろう。
水不足関連銘柄 まとめ
水不足関連銘柄は、あくまで水不足となりそうな年にのみ注目されるテーマ株だ。従って毎年のように注目されるわけではないし、注目されたところでそこまで爆発的に株価を伸ばすテーマ株とはいえないかもしれない。だが、先回りで仕込んでおくのなら面白いかも。猛暑の予想される夏や、雨が少ないと予想される年などには注目しておくのもアリかもな。一応、本命株・出遅れ株 一覧は把握しておいて損はないだろう。
また、近縁テーマ株である猛暑関連銘柄(サマーストック)も併せてチェックしておくことをオススメする。