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【2016年10月26日(水) 追記】
9月、10月と地合いは悪くないがイマイチ方向感が出にくいのは11月に米大統領選を控えているからかもしれない。
米大統領選の決着がつくのは11月8日(火)。いよいよトランプ氏とクリントン氏の直接対決も目前に近づいてきたな!日本の投資家も多くの人が米大統領選に注目しているだろう。
米大統領選関連銘柄に注目する人も多いので、ここらで本命・出遅れ一覧をまとめておこう。
米大統領選関連銘柄とは
米大統領選関連銘柄とは、その名の通りアメリカ合衆国の大統領選挙に関連する銘柄のことである。
2016年の大統領選は民主党から出馬するヒラリークリントン氏と共和党から出馬するドナルド・トランプ氏の対決となる。
ヒラリー氏は日米間の関係を「現状維持」の方向で進める方針とみられ、トランプ氏は「アメリカファースト」を掲げアメリカ第一主義であることを強調しており、円安を批判することもしばしば。一般的にはヒラリー氏が勝利したほうが日本にとっては有利という意見が大多数だ。
10月末現在ではヒラリークリントン氏がやや優勢という情報が入ってきており、日本株もそれを織り込む格好で株価をジリジリと上げているものの、選挙というものは水ものだ。結果は最後までわからない。
どちらの候補が勝利するにしても米大統領選の結果からは目が離せない。米大統領選関連銘柄に注目しておくのも面白いだろう。
具体的な米大統領選関連銘柄の種類
さて、米大統領選関連銘柄にはどんなものがあるだろうか?
今のところ両候補がともに公約として掲げる「インフラ整備」に関連する銘柄が米大統領選関連銘柄と言えるのではないだろうか。アメリカでもインフラ設備の老朽化などが目立った問題のようだ。両氏ともに公約で掲げられたインフラへの投資は、どちらが勝利したとしても進められる重要な課題と言えよう。
また、どちらの候補も「円安を批判」することがある。どちらの候補が勝ったとしても為替に関しては円高方向に進む可能性も考えておくべきかもしれない。円高株安の方向へ進めば、相対的に内需関連銘柄が注目される可能性もあるかもしれない。
米大統領選関連銘柄 一覧
今のところ米大統領選関連として考えられる銘柄を列挙する。
6301 コマツ
1414 ショーボンドホールディングス
5233 太平洋セメント
1815 鉄建
2768 双日
7013 IHI
5401 新日鉄住金
5406 神戸製鋼所
1812 鹿島
1803 清水建設
米大統領選関連銘柄 本命
米大統領選関連銘柄で本命視されそうな銘柄をピックアップしてみよう。当方の主観込みなので参考までに。
太平洋セメント
太平洋セメントは米大統領選関連銘柄のなかでも特に本命視される一角ではないだろうか。社名の通り、セメントで首位の会社で米国やアジアなど海外展開も。セメント以外にも骨材や建材などでも多角化。インフラ関連銘柄として、第一に思いついたのがコレだ。
コマツ
コマツは建設機械を扱う企業で世界2位。有名なインフラ関連銘柄である。アジアでも幅広く展開し海外比率も高い。米国の売上高も高いらしいので、米大統領選関連銘柄の本命とも言えるか?!ただし、コマツは時価総額も非常に大きい企業だ。爆発的な値動きを求めるような銘柄ではない。
ショーボンドホールディングス
ショーボンドも米大統領選関連銘柄の本命視される一角か?!同社は橋梁、ビルなどコンクリート構造物欲しゅうの先駆けかつ最大手。こちらも有名なインフラ関連銘柄である。こちらはコマツほど時価総額がデカイわけではない。