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みなさん、不動産テック(リアルエステートテック)という言葉は知っているだろうか?
当方も最近になって初めて聞いた言葉だが、どうやらフィンテックの次にくるのは不動産テック(リアルエステートテック)だって見方もあるらしいぞ。
不動産テック(リアルエステートテック)とは
不動産テック(リアルエステートテック)とは、不動産(リアルエステート)とIT(インフォメーションテクノロジー)を掛け合わせた造語のようだ。
金融(ファイナンス)とIT(テクノロジー)を掛け合わせたフィンテックと同じようなもので、今度は不動産にもITのテクノロジーをドンドン活用していこうってことのようだ。
例えば、知っているところで言えば「民泊」も広い意味では不動産テック(リアルエステートテック)の一部と言えるかもしれないな。
不動産テックの背景
不動産テック(リアルエステートテック)という考え方が生まれた背景は、ハッキリ言って不動産業界は古臭いからだと当方は思う。
ここだけの話、当方は昔、不動産業界で働いていた経験がある。
そこでの経験を踏まえて言わせてもらうが、不動産業界は昭和に生きていると言わざるを得ない。早い話が遅れているのだ。
不動産を借りる時には敷金・礼金がかかるのは常識になっているがこれも古臭い話だ。まぁ敷金に関しては後で返してもらえるし、大家さん側にとっても預かっていないと心配だという気持ちもわからんでもないが、
礼金よ!てめーは別だ!
冷静に考えてみれば「礼金ってなんじゃい!」って話だよな。仲介手数料とは別に家賃1~2カ月分を支払うっておかしくないか?
そもそも礼金ってのは戦後、家を失った人たちが「なんとか住むところを貸してほしい」ということで大家さんに「お礼」として渡していたものの名残らしい。
この風習が今でも根強く残ってるのは時代遅れも甚だしい。今や都内の空き物件の数は年々、上昇しているような状況なのだ。
むしろ、今は大家さんが借主に「物件借りてくれてありがとう」と礼金を渡すほうが正しいのではないか?!とまで思うほどだ。
とまぁ、昔から礼金については納得いかなかったので熱くなってしまったが、礼金の例だけでなく不動産業界は古臭い風習やしきたりなどが残っている業界なのだ。
この業界にITのテクノロジーを持って風穴をあけてやろう!ってのが不動産テック・リアルエステートテックという考え方なのではないだろうか。
不動産テック関連銘柄・リアルエステートテック関連銘柄
では不動産テック(リアルエステートテック)関連銘柄をみてみよう。
ハウスドゥ
3457 ハウスドゥ 1,340円 前日比+76(+6.01%)≪2016年08月18日終値≫
民泊関連銘柄としても知られるハウスドゥは不動産テック関連銘柄でもあるぞ。
08月18日にハウスドゥの100%子会社のフィナンシャルドゥが不動産担保ローンを組む際の不動産評価について人工知能を活用することですぐに担保評価できるスマホアプリを活用した不動産テックによるサービス開発に着手したことを発表している。
このアプリを利用して資金の出し入れや返済方法が自由に選べるらしく、フィンテックの技術をベースに開発するらしい。ふむ、まさに次世代テクノロジー。まさに不動産テックと呼ぶべきシロモノだな。
新しいことに取り組む姿勢は評価すべき。ハウスドゥは民泊関連銘柄でもあるし、業界に風穴をあける企業となるかもしれないな。引き続き注目だ。
その他にも不動産テック(リアルエステートテック)関連銘柄が台頭してきた際には追記していくつもりだ。