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【2016年08月17日】
朗報だ！
今後は月末の金曜日に早く帰れるようになるかもしれないぞ！
政府がプレミアムフライデー構想を検討していることが2016年08月12日にわかったのだ。
プレミアムフライデーとは
プレミアムフライデーとは、個人消費を促すために月末の金曜日に１５時に退社させ、その後の時間で買い物や旅行などで「ドンドン消費してくれ！」という政府・経団連の構想だ。
政府は東京オリンピックが開催される2020年を目処に国内総生産(ＧＤＰ)600兆円の実現を掲げており、経団連はこれの実現に現状、300兆円にとどまっている個人消費を360兆円に引き上げることが欠かせないとみているとのこと。
プレミアムフライデーの背景は、国内消費を喚起するためである。
プレミアムフライデーでは、金曜日に早上がりした人たち向けに外食産業やデパート、旅行業界などが連動してさまざまなイベントを催すらしいぞ。
確かに金曜15時に会社をあがれるなら、買い物も増えるだろうし金曜日の夜から旅行に出かけることも十分可能だ。
会社員にとっても嬉しいことだよな。だって、月末の金曜だけとはいえ、休みの前日に15時退社ができるなら、これは休みが半日増えたようなもの。休みが増えれば自然と消費も増えるって考え方なわけだ。
プレミアムフライデーのメリット
プレミアムフライデーのメリットはたくさんあるぞ。
プレミアムフライデーのメリット①早く帰れる
まずなによりコレだろう！会社員にとっては月に一度だけでも早く帰れるというのは嬉しいもんだ。買い物にせよ、旅行にせよ、自由な時間が増えるんだからな。
プレミアムフライデーのメリット②国内消費の増加
これが政府や経団連の狙い。当然、自由な時間が増えれば消費も増えるだろうって算段だ。
プレミアムフライデーのメリット③関連企業の業績の向上
これもけっこうなことだよな。当然、国内消費が増加すればそれに絡む企業の業績は伸びるってスンポウだ。経団連が政府に率先してプランを組んでるらしく、デパート・旅行会社、日本ショッピングセンター協会などなどを巻き込んで盛り上げようとしているらしいので、けっこうな参画企業がでてきそうだ。
これらのプレミアムフライデー関連銘柄を狙うのも面白そうだよな。
プレミアムフライデーのデメリット
もちろん物事、メリットだけというわけはない。プレミアムフライデーのデメリットも見ていこう。
プレミアムフライデーのデメリット①他の日がつらくなる
当然の話だ。仕事自体が減るわけじゃないんだから、金曜日に早く帰るなら他の日にしわ寄せがいくだけだ。人によっては「ノー残業デー」なんてのもうっとおしく思う人もいるハズだ。金曜日に早く帰らなければならないがために、他の日に残業が増えたり家に仕事を持ち帰らなければならないことになれば、働く人からすれば本末転倒。
人にもよるが嬉しいばかりではない。
プレミアムフライデーのデメリット②全員が早く帰れるわけではない
まぁこれも当然の話だ。日本国内の全企業がよーいドンで早く帰れるようになるなら苦労はない。特に月末の金曜日なんてどこの企業だって忙しいハズだ。どちらかといえば月初の金曜日をプレミアムフライデーにしたほうが良いような気がするんだけどな。
まぁ取りあえず、まずは公務員様や大企業に努めているエリート様から適用されていくんだろうな。
中小企業にまでプレミアムフライデーが浸透するまでに一体どれくらいの期間がかかるのだろうか。いつまでたっても浸透しないって可能性もあるけどな。
プレミアムフライデーのデメリット③思った以上に消費が増えないかもしれない
個人消費を促すためにプレミアムフライデーができたとしても思った以上に消費が増えないって可能性は十分ある。自由な時間が出来ても、所得自体が増えるわけではないのだから。ま、これはやってみないとなんとも言えないが。
具体的なプレミアムフライデー関連銘柄
プレミアムフライデーのメリット・デメリットを理解したところで、具体的なプレミアムフライデー関連銘柄はどんなものがあるのか考えてみよう。
まずはやっぱり旅行関連の会社だろう。旅行代理店だったりホテル・旅館なんかが組んでプレミアムフライデープランなんてものが続々と出てくるんだろうな。
また、百貨店・デパートなんかも面白い。こちらもプレミアムフライデーセールなんて銘打って商戦を巻き起こす可能性は十分ある。
外食産業にとってもビジネスチャンスだろうな。プレミアムフライデー限定ディナーなんかやってくるところがたくさん出てくるかもしれない。
プレミアムフライデー関連銘柄 一覧
3099 三越伊勢丹ホールディングス
9603 エイチ・アイ・エス
9704 アゴーラ・ホスピタリティー・グループ
9373 ニッコウトラベル
6030 アドベンチャー
9041 近鉄グループホールディングス
9713 ロイヤルホテル
8244 近鉄百貨店
9829 ながの東急百貨店
8257 山陽百貨店
9846 天満屋ストア
3086 Ｊ．フロント リテイリング
8233 高島屋
8237 松屋
8242 エイチ・ツー・オー リテイリング
8244 近鉄百貨店
8245 丸栄
8247 大和
8252 丸井グループ
8254 さいか屋
8257 山陽百貨店
8260 井筒屋
2440 ぐるなび
2675 ダイナック
2695 くらコーポレーション
3069 アスラポート・ダイニング
基本的には、旅行関連・ホテル関連・百貨店・デパート・外食関連・グルメ関連の企業がプレミアムフライデー関連銘柄として注目されるのではないかと思うので、上記に銘柄一覧をあげてみた。
まだまだ他にもたくさんあるが、後は実際に「プレミアムフライデー関連のＩＲ」などを出した際に、詳しく追記していくことにする。
