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2018年12月04日に山手線の品川・田町間にできる新駅の名称が「高輪ゲートウェイ」に決まったが、その翌日12月05日には、東京メトロ日比谷線の霞が関・神谷町間に建設中の新駅の名称が「虎ノ門ヒルズ駅」に決定したと報じられた。
2014年に開業した超高層複合ビル「虎ノ門ヒルズ」の直下に建設中であることから、明確で分かりやすい名称として「虎ノ門ヒルズ駅」に決定したという。所在地は東京都港区虎ノ門1丁目で、銀座線の虎ノ門駅と乗り換えが可能となる模様。
虎ノ門ヒルズ駅は、最終完成は2022年の予定だが、東京オリンピックが開催される2020年には利用ができるようになるらしい。
相次ぐ都内の新駅名称決定により、株式市場においても新駅に関連する銘柄が注目される可能性がある。
と、いうことで、このページでは虎ノ門ヒルズ駅関連銘柄について本命株・出遅れ株 一覧をわかりやすく詳しくまとめていく。
虎ノ門ヒルズ駅関連銘柄とは
虎ノ門ヒルズ駅関連銘柄とは、その名の通り東京メトロ日比谷線の新駅「虎ノ門ヒルズ駅」に関連する銘柄の総称である。
虎ノ門ヒルズ駅関連銘柄の中心となるのは、やはり新駅「虎ノ門ヒルズ」周辺に土地・不動産を持っている企業や、鉄道関連の設備工事などを手掛ける企業などだろう。虎ノ門ヒルズ関連銘柄の本命株・出遅れ株 一覧はしっかりと把握しておきたい。
虎ノ門ヒルズ駅関連銘柄 一覧
- 1812 鹿島 建設大手・駅舎建設も
- 1803 清水建設 建設大手・駅舎建設も
- 1815 鉄建建設 鉄道関連の建設に強み
- 1820 西松建設 建設会社 虎ノ門ヒルズに入居
- 8802 三菱地所 不動産大手・新駅周辺の開発?
- 8801 三井不動産 不動産大手・新駅周辺の開発?
- 8830 住友不動産 不動産大手・新駅周辺の開発?
- 8803 平和不動産 新駅周辺の開発?
- 3452 ビーロット オフィスビル虎ノ門SE
- 6424 高見沢サイバネティックス ホームドアなど鉄道鉄道関連設備
- 6268 ナブテスコ ホームドア・自動ドアなど鉄道関連設備
- 7012 川崎重工業 鉄道車両
- 7270 SUBARU 鉄道車両
- 7122 近畿車輛 鉄道車両
- 6741 日本信号 鉄道信号保安システム・ホームドアなど
- 6503 三菱電機 駅設備システム
- 5233 太平洋セメント 建設資材など
- 5232 住友大阪セメント 建設資材など
- 3234 森ヒルズリート投資法人 森ビルをスポンサーとする総合型J-REIT
- 6532 ベイカレント・コンサル 虎ノ門ヒルズに入居
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虎ノ門ヒルズ駅関連銘柄 本命株・出遅れ株
それでは虎ノ門ヒルズ駅関連銘柄のなかでも特に本命視されそうな銘柄をピックアップしていこう。出遅れ銘柄などもあれば追記していくつもりだ。なお、この項目は当方の主観を含む内容のため、参考までに願う。
本命株 三井不動産
時価総額:2,691,222百万円
PER:(連) 16.44倍
PBR:(連) 1.19倍
≪2018/12/05時点≫
虎ノ門ヒルズ駅関連銘柄の本命株として注目しておきたいのは三井不動産だろう。三井不動産といえば、三菱地所と並ぶ総合不動産の双璧で、ビル賃貸が主力だが、マンション分譲なども手広く手掛けている。
三井不動産は虎ノ門周辺の再開発なども手掛けており、虎ノ門ヒルズ駅が完成されればかなり恩恵を受ける可能性がありそうだ。
ただし三井不動産は誰もが知る大企業。時価総額規模も大きく値動きは緩やかになるので、取り組むとすれば中長期スタンスが前提となりそうだ。
本命株 西松建設
時価総額:140,313百万円
PER:(連) 8.12倍
PBR:(連) 0.74倍
≪2018/12/05時点≫
虎ノ門ヒルズ駅関連銘柄の一角として西松建設にも注目だ。西松建設はダムやトンネルなどの土木系が得意な建設会社だが、注目すべきは2018年1月に三井不動産から港区虎ノ門にあるオフィスビルを取得している件。こちらも虎ノ門ヒルズ駅完成により恩恵を受ける銘柄といえるかもしれない。
ちなみに、西松建設の本社は虎ノ門ヒルズに入っている点にも注目だ。
さらに虎ノ門ヒルズを手掛ける森ビルなどが、虎ノ門ヒルズタワーの周囲に新たな開発計画を発表しているが、こちらの計画には西松建設も参画している。
西松建設も時価総額規模はそこそこ大きめ。短期というよりも中期以上のスタンスが良さそうだ。
本命株 三菱地所
時価総額:2,576,203百万円
PER:(連) 20.90倍
PBR:(連) 1.48倍
≪2018/12/05時点≫
日本の不動産会社を代表する三菱地所も虎ノ門ヒルズ駅関連銘柄の一角として注目。三菱地所も虎ノ門周辺に不動産を持つ銘柄だ。こちらも虎ノ門ヒルズ駅の完成により恩恵を受ける可能性のある銘柄といえるだろう。
ただし三菱地所も時価総額規模が大きい銘柄なので、取り組むとすれば中長期スタンスが前提となりそうだ。
本命株 高見沢サイバネティックス
時価総額:8,588百万円
PER:(連) 34.79倍
PBR:(連) 3.41倍
≪2018/12/05時点≫
高輪ゲートウェイ関連銘柄としてもピックアップした高見沢サイバネティックスだが、虎ノ門ヒルズ駅関連銘柄としても要注目だ。
高見沢サイバネティックスは駅の自動券売機やホームドアなどを製造・販売している企業だ。高見沢サイバネティックスは東京メトロにも納入実績アリ。むしろ、高輪ゲートウェイ関連というよりも虎ノ門ヒルズ駅関連銘柄としての色の方が濃いかもしれない。
高見沢サイバネティックスはその他の関連銘柄に比べ、時価総額規模もかなり小粒なため短期資金・投機的資金は入りやすそうだ。値動き妙味の観点からも本命視したい銘柄だ。
本命株 近畿車輛
時価総額:15,751百万円
PER:(連) 6.28倍
PBR:(連) 0.64倍
≪2018/12/05時点≫
虎ノ門ヒルズ駅関連銘柄として近畿車輛にも注目しておきたい。近畿車輛は鉄道車両の製造の専業だ。国内ではJR向けが主体だが、東京メトロにも実績があるようだ。こちらも虎ノ門ヒルズ駅関連銘柄として注目される可能性がありそうだ。時価総額規模も小さく値動きが軽いため注目。また普段あまり注目される銘柄ではないため、PER・PBRも過熱感がない点も面白い。
出遅れ株 ビーロット
時価総額:11,028百万円
PER:(連) 7.41倍
PBR:(連) 2.46倍
≪2018/12/05時点≫
ダークホース的なところではビーロットに注目したい。ビーロットは中このオフィスビルやマンションなどの収益力を高めて売却するビジネスを手掛ける企業。
ビーロットは2018年6月に虎ノ門駅周辺にオフィスビル「虎ノ門SE」を竣工している点に注目。こちらも虎ノ門ヒルズ駅完成により恩恵を受ける可能性がありそうだ。時価総額規模も小さく値動きも軽いため、面白い銘柄といえる。
虎ノ門ヒルズ駅関連銘柄 まとめ
東京メトロ日比谷線の霞が関・神谷町間に新駅「虎ノ門ヒルズ駅」が完成すれば、その周辺はさらに再開発などがさかんになるだろうし、周辺の土地・不動産などは値上がりする可能性もある。虎ノ門ヒルズ駅の最終完成は2022年予定とのことだし、この先まだ追加材料が出る可能性もある。
山手線の新駅「高輪ゲートウェイ」に並んで、こちらも引き続き注目しておきたいテーマ株といえる。虎ノ門ヒルズ駅関連銘柄の本命株・出遅れ株 一覧はしっかりと把握しておいて損はなさそうだ。