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2018年の世界的大イベントの一つといえば「FIFAワールドカップ(Ｗ杯)」ではないだろうか。
4年に一度のサッカーの祭典、FIFAワールドカップが2018年にロシアで開催されるのだ。ワールドカップは日本の株式市場でも意識される世界的大イベント。あらかじめ関連銘柄を把握しておくと、思わぬ利益にありつけるかもしれない。と、いうことでこのページではワールドカップ(Ｗ杯)関連銘柄について本命株・出遅れ株 一覧をわかりやすく詳しくまとめておく。
ワールドカップ(Ｗ杯)関連銘柄とは
ワールドカップ関連銘柄とは、その名の通り国際サッカー連盟(FIFA)が主催するサッカーの世界大会「FIFAワールドカップ」に関連する銘柄の総称である。
FIFAワールドカップは日本の株式市場にも影響を及ぼす世界的なサッカーの大イベント。テーマ株としては爆発的な勢いで株価を伸ばすというわけではないが、ワールドカップの開催が近付くとジワジワと人気を集める可能性がある。
ただしワールドカップ関連銘柄は大会開催前～開催中の期間限定の人気テーマである。いずれにしても短期的な人気で終わるケースが多いので、その点はしっかりと理解しておこう。
2018年 FIFAワールドカップ ロシア大会の開催日程
2018年のFIFAワールドカップ ロシア大会の開催日程は以下の通りである。
2018年6月14日～2018年7月15日
開催日程が近付いてきたら関連銘柄に注目しておくと面白いかもしれない。
ワールドカップ(Ｗ杯)関連銘柄 一覧
- 2503 キリンＨＤ サッカー日本代表オフィシャルパートナー
- 8028 ユニー・ファミリーマート サッカー日本代表サポーティングカンパニー
- 8253 クレディセゾン サッカー日本代表サポーティングカンパニー
- 9201 日本航空 サッカー日本代表サポーティングカンパニー
- 8411 みずほＦＧ サッカー日本代表サポーティングカンパニー
- 8725 ＭＳ＆ＡＤインシュア サッカー日本代表サポーティングカンパニー
- 3030 ハブ スポーツバー
- 4705 クリップコーポレーション サッカー教室
- 9766 コナミＨＤ サッカーゲーム
- 8281 ゼビオＨＤ スポーツ用品(サッカー用品も)
- 8114 デサント スポーツ用品(サッカー用品も)
- 8022 ミズノ スポーツ用品(サッカー用品も)
- 7936 アシックス スポーツ用品(サッカー用品も)
- 7514 ヒマラヤ スポーツ用品(サッカー用品も)
- 3028 アルペン スポーツ用品(サッカー用品も)
- 2670 エービーシー・マート シューズ店
- 2876 ジェーシー・コムサ 食事デリバリー
- 2484 夢の街創造委員会 食事デリバリー
- 4324 電通 大手広告代理店
- 2433 博報堂ＤＹ ＨＤ 大手広告代理店
- 3048 ビックカメラ 大手家電量販店
- 9831 ヤマダ電機 大手家電量販店
- 6752 パナソニック クロモノ家電
- 6753 シャープ クロモノ家電
- 6758 ソニー クロモノ家電
- 9412 スカパーＪＳＡＴ 過去にＷ杯を放送(2018年はNHKと民放で放送する)
- 9409 テレビ朝日 ＨＤ ワールドカップ放送局
- 9404 日本テレビ ワールドカップ放送局
- 9401 ＴＢＳ ワールドカップ放送局
- 4676 フジ・メディアＨＤ ワールドカップ放送局
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ワールドカップ(Ｗ杯)関連銘柄 本命株・出遅れ株
それではワールドカップ関連銘柄のなかでも特に本命視されそうな銘柄をピックアップしていこう。出遅れ銘柄などもあれば追記していくつもりだ。なお、この項目は当方の主観を含む内容のため、参考までに願う。
本命株 キリンホールディングス
時価総額：2,643,288百万円
PER：(連) 17.03倍
PBR：(連) 2.76倍
≪2018/03/22時点≫
ご存知、キリンビールや清涼飲料水を手掛けるキリンホールディングスはワールドカップ関連銘柄の中核株と言えるのではないだろうか。
キリンホールディングスはFIFAワールドカップに出場する日本代表のオフィシャルパートナー企業。まさにワールドカップ関連銘柄と言えるだろう。また、ワールドカップを見ながらビールを飲みたい人もたくさんいるだろうし、ワールドカップがなくとも夏の時期はビールがよく売れる時期。サマーストック銘柄としてもキリンホールディングスには注目だ。
ただし、キリンホールディングスは時価総額規模がかなり大きい銘柄なので値動き妙味では少し面白みに欠ける。短期急騰を見込める銘柄ではないので、その点は理解しておこう。
また、オフィシャルパートナー企業よりは少し関連性は劣るかもしれないが、ワールドカップ日本代表を応援する企業としてサポーティングカンパニーの「ファミリーマート」「クレディセゾン」「日本航空(ＪＡＬ)」「みずほフィナンシャルグループ」「ＭＳ＆ＡＤインシュアランス」などにも注目だ。
本命株 ヒマラヤ
時価総額：15,413百万円
PER：(連) 22.02倍
PBR：(連) 1.12倍
≪2018/03/22時点≫
ワールドカップ関連銘柄の本命株としてヒマラヤに注目したい。ヒマラヤはスポーツショップを手掛ける企業でオリンピックなどの時にも注目される銘柄だ。サッカー関連の用品も多数取り揃えているので、ワールドカップ関連銘柄と言えるだろう。
その他にもスポーツ用品を手掛ける銘柄でアシックス、ミズノ、ゼビオＨＤなどにも注目だが、中でも特に時価総額規模の小粒なヒマラヤを本命株として注目したい。ワールドカップ関連株は短期決戦が基本なので、値動きの軽い銘柄のほうが面白そうだ。
本命株 ハブ
時価総額：11,998百万円
PER：(単) 23.52倍
PBR：(単) 3.22倍
≪2018/03/22時点≫
ハブもワールドカップ関連銘柄の本命株として注目したい。ハブは首都圏を中心に英国風パブ「ＨＵＢ」を展開する企業。これらのパブはスポーツバーとしても親しまれる。ワールドカップの開催時期には、スポーツバーの需要も爆発的に高まる。仲間と一緒に応援するのも楽しいからな。
ワールドカップ関連銘柄は時価総額規模の大きな大型株が多いが、そんな中ハブは時価総額規模も小粒だし値動きも軽い。本命株として注目するのも面白いだろう。
本命株 夢の街創造委員会
時価総額：97,614百万円
PER：(連) 186.20倍
PBR：(連) 32.51倍
≪2018/03/22時点≫
夢の町想像委員会もワールドカップ関連銘柄として注目したい。夢の街創造委員会は出前仲介サイト「出前館」を手掛ける企業。どうやらワールドカップとかオリンピックとかの時期には、食事のデリバリーの需要が増えるらしい。「ワールドカップを見るから、ご飯作る暇なんかない！」とか「友達が集まるからいっそ出前にしちゃえ！」とかそういうことだろう。
まぁ爆発的に株価が上がるというわけではないと思うが、近年では出前・デリバリー関連の銘柄もワールドカップ関連銘柄として市場に認知されてきているらしいから、もしかすると面白いかもしれない。他に出前・デリバリー関連の銘柄としてはジェーシー・コムサなどにも注目だ。
本命株・出遅れ株 クリップコーポレーション
時価総額：4,527百万円
PER：(連) 20.18倍
PBR：(連) 0.74倍
≪2018/03/22時点≫
面白いところではクリップコーポレーションに注目だ。クリップコーポレーションは愛知県が地盤で、小中学生向けに学習塾とサッカー教室を展開している。
ワールドカップを視聴している層のなかには、小中学生をもつ家庭も多いだろう。ワールドカップでサッカー熱が高まって、子どもをサッカー教室に通わせる家庭もあるだろう。そんなわけでクリップコーポレーションもワールドカップ関連銘柄として注目。
クリップコーポレーションは時価総額規模も小粒で値動きも軽い。またPBRも1倍以下で割安感も。普段はあんまり注目されない銘柄なので出遅れ銘柄として注目するのは面白いかもしれない。
思惑株 スカパーＪＳＡＴホールディングス
時価総額：165,065百万円
PER：(連) 12.93倍
PBR：(連) 0.66倍
≪2018/03/22時点≫
ご存知、ＣＳで有料チャンネル「スカパー」事業を手掛けるスカパーＪＳＡＴホールディングス。こちらは本命株というわけではないので注意。
ピックアップしたのは、スカパーが過去にワールドカップを放送していたからだ。だが、2018年のＷ杯ロシア大会はスカパーでは放送されない。あくまで過去にワールドカップを放送していただけだが「ワールドカップといえばスカパー」と思っている人も多いので、思惑的な感じで騰がる可能性もないことはないかも。
ちなみに2018年 ワールドカップ ロシア大会はＮＨＫと民放各社で放送される。ＴＢＳ、フジテレビ、日本テレビ、テレビ朝日は関連銘柄と言えるのでこちらには注目しておいて良いかも。
ワールドカップ(Ｗ杯)関連銘柄 まとめ
ワールドカップ関連銘柄は４年に一度のサッカーの世界的祭典、FIFAワールドカップが開催される年に注目されるテーマ株だが、あくまでも一時的に物色される短期的テーマに過ぎない。過信し過ぎないよう「押し目があれば狙う・余裕資金があれば狙う」くらいの気持ちがちょうどいいかもしれない。
