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冬の時期にはこんなセリフを毎年のように聞く気がするな。厳冬の時には首都圏など、普段は雪にあまり慣れていない地域にも大雪が降る場合がある。そんな時に動意づく銘柄を大雪関連銘柄という。
このページでは大雪関連銘柄について本命株・出遅れ株 一覧を詳しくわかりやすくまとめていく。
大雪関連銘柄とは
大雪関連銘柄とは、その名の通り大雪に関連した銘柄の総称である。元々、雪国である東北地方や北海道などで雪が降る場合は別として、首都圏など大雪に慣れていない地域が降雪に見舞われると電車やバス、飛行機などの交通機関がマヒし、首都としての機能が一時的に失われることがある。そういった場合に大きく動意づく銘柄を大雪関連銘柄という。
具体的には、雪カキに使うスコップを手掛けるスコップメーカーや雪カキ用具を取り扱うホームセンター株、また交通がマヒすることから時間潰しをするためのカラオケボックス株や、タイヤチェーンやスノータイヤを取り扱うカー用品株などが主な大雪関連銘柄と言えるだろう。
大雪関連銘柄 一覧
- 5962 浅香工業 ショベル・スコップ
- 1776 三井住建道路 道路の除雪作業
- 6281 前田製作所 凍結防止剤散布車
- 6325 タカキタ 除雪作業機
- 6250 やまびこ 除雪機
- 8085 ナラサキ産業 除雪車
- 4669 ニッパンレンタル 建設機械レンタル
- 9832 オートバックスセブン カー用品販売店
- 9882 イエローハット カー用品販売店
- 3352 バッファロー カー用品販売店
- 7297 カーメイト カー用品販売店
- 5446 北越メタル タイヤチェーン
- 8218 コメリ ホームセンター
- 3050 DCMホールディングス ホームセンター
- 3191 ジョイフル本田 ホームセンター
- 9976 セキチュー ホームセンター・カー用品
- 3064 MonotaRO インターネットホームセンター
- 5946 長府製作所 温水ボイラー
- 8115 ムーンバット 傘
- 3529 アツギ インナーウェア
- 4837 シダックス カラオケ大手
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大雪関連銘柄 本命株・出遅れ株
それでは大雪関連銘柄のなかでも特に本命視されそうな銘柄をピックアップしていこう。出遅れ銘柄などもあれば追記していくつもりだ。なお、この項目は当方の主観を含む内容のため、参考までに願う。
本命株 浅香工業
時価総額:2,180百万円
PER:(単) 26.94倍
PBR:(単) 0.72倍
≪2018/01/23時点≫
大雪関連銘柄として有名なのは浅香工業ではないだろうか。浅香工業はシャベルやスコップを手掛けるメーカーだ。大雪が降り、雪かきが必要な状況になれば当然シャベルやスコップがよく売れるはず。浅香工業はまさに大雪関連銘柄と言えるだろう。
さらに浅香工業は時価総額規模も小粒であり、普段はあまり目立たない銘柄であるためPBRも1倍以下。値動きの軽さからも大雪関連銘柄の本命株として注目しておきたい。
本命株 三井住建道路
時価総額:7,107百万円
PER:(連) 8.63倍
PBR:(連) 0.78倍
≪2018/01/23時点≫
三井住建道路も大雪関連銘柄の本命株として注目だ。三井住建道路は道路の除雪作業を手掛ける銘柄。こちらもまさに大雪関連銘柄と言えるだろう。さらに、三井住建道路も時価総額規模は大きくなく、PBRも現状では1倍以下だ。値動きも重くないので、こちらも大雪が降るタイミングで短期資金が入ってきやすい銘柄と言えそうだ。
本命株 前田製作所
時価総額:19,594百万円
PER:(連) 19.52倍
PBR:(連) 1.91倍
≪2018/01/23時点≫
前田製作所も大雪関連銘柄の代表格と言えるのではないだろうか。前田製作所は凍結防止剤散布車を手掛けている銘柄。こちらも大雪が降ることで需要増が見込める銘柄と言える。前田製作所も時価総額規模はさほど大きくない。値動き妙味の観点からも注目しておきたい大雪関連銘柄だ。
本命株 タカキタ
時価総額:16,814百万円
PER:(単) 23.87倍
PBR:(単) 2.40倍
≪2018/01/23時点≫
タカキタも大雪関連銘柄の一角だ。タカキタは飼料系農機などを手掛ける農機関連銘柄だが、除雪作業機なども手掛けている。こちらも大雪に連想して買われそうな銘柄と言える。タカキタも時価総額規模はさほど大きくなく値動き妙味の観点からも面白そうだ。
本命株 やまびこ
時価総額:81,601百万円
PER:---倍
PBR:(連) 1.54倍
≪2018/01/23時点≫
やまびこも大雪関連銘柄の一角として注目しておきたい。やまびこは屋外作業機械メーカーで除雪機なども手掛けている銘柄だ。こちらも大雪関連銘柄として注目。やまびこは時価総額規模が少し大きいので、値動きは比較的ゆるやかかもしれない。
本命株 カーメイト
時価総額:11,830百万円
PER:(連) 22.36倍
PBR:(連) 1.04倍
≪2018/01/23時点≫
カーメイトは自動車用品の製造・卸売の大手。大雪が降れば、当然タイヤチェーンやスノータイヤなどの雪用のカー装備が売れるはず。大雪がふることで需要が高まる銘柄の一つである。カーメイトはカー用品を手掛ける銘柄のなかでも時価総額規模は小粒な方といえるのではないだろうか。値動き妙味の観点からも大雪関連銘柄の本命株として注目しておきたい。
本命株 北越メタル
時価総額:6,247百万円
PER:(連) 8.44倍
PBR:(連) 0.39倍
≪2018/01/23時点≫
北越メタルはタイヤチェーンを手掛けている銘柄だ。こちらも大雪が降ることで需要増が見込める銘柄として注目しておきたい。また北越メタルは時価総額規模も小粒で、普段あまり目立たない銘柄ゆえに割安で放置されていることが多い。短期資金の流入があれば火柱が立つ可能性もあるか?!大雪関連銘柄のダークホースとして注目しておきたい。
本命株 ジョイフル本田
時価総額:183,226百万円
PER:(連) 26.48倍
PBR:(連) 1.23倍
≪2018/01/23時点≫
ホームセンター大手のジョイフル本田も大雪関連銘柄の一角として注目したい。ジョイフル本田は関東1都5県で5万平方メートルの超大型店を展開している。スコップやシャベルなど、除雪用具を取り扱っていることから、こちらも大雪が降ることでメリットのある銘柄と言えるだろう。ただし、ジョイフル本田は時価総額規模が少し大きめなので値動きは少し緩やかかもしれない。
出遅れ株 MonotaRO
時価総額:477,768百万円
PER:(連) 56.52倍
PBR:(連) 22.98倍
≪2018/01/23時点≫
大雪関連銘柄の出遅れ株としてMonotaROにも注目だ。MonotaROはインターネットホームセンターで、除雪用具などを通信販売している。通信販売なので、大雪が降ってから注文するとなるとちょっと間に合わないような気もするが、連想買いされる可能性はあるのではないだろうか。ただ、こちらも少し時価総額規模が大きめなので短期的な値動きに期待する大雪関連株としては少し期待値は低いかもしれない。
出遅れ株 シダックス
時価総額:20,296百万円
PER:(連) 38.66倍
PBR:(連) 2.75倍
≪2018/01/23時点≫
面白い大雪関連銘柄といえばシダックスはどうだろうか。シダックスは首都圏などにもカラオケボックスを展開する銘柄。首都圏に大雪が降り、交通機関がマヒすることで「今日はカラオケで一夜を明かそう」と考える人もいるはず。シダックスも大雪関連銘柄のダークホースとして注目しておきたい。
【2020年03月28日追記】
新型コロナウイルスも問題となっているが、明日、13年振りに大雪警報が発令しているな。
まあ実際にどれくらいの「大雪が降るのか?」という部分は謎は蓋をあけてみないとわからないところがあるが、当方は常にテーマ株を先回りするというのが株式投資において勝つ方法とみている。
気象庁からの関東甲信地方や東京地方の「大雪に関する情報」だが日曜日昼前までの予想降雪量は、多い所で
関東北部山沿い 20~40センチ
箱根、多摩、秩父、甲信 10~20センチ
関東平野部(東京23区含む)1~5センチ
となっているな。だが最近の異常気象は想像を超えるものが多い。現に去年の10月に到来した台風などは電柱や家屋を破壊して甚大な被害をもたらした。今回の大雪警報が予想以上の寒気となる可能性もあるその場合は、交通機関が完全にSTOPする大雪の可能性もあると言えるだろう。
季節外れの大雪がどれだけのものか!
日曜という事からも雪の状況次第では月曜に、大雪関連銘柄が上昇する可能性があると言えるだろう。
そこで当方が注目する大雪関連銘柄の本命株を記載するぞ!
本命株 5446 北越メタル
時価総額:6,247百万円
PER:(連) 8.44倍
PBR:(連) 0.39倍
≪2020/03/28時点≫
北越メタルはタイヤチェーンを手掛けているトピー工業系の電炉中堅銘柄だ。同社は雪国の過酷な自然条件のもとで開発された軽量・小型のタイヤチェーン。軽自動車から大型自動車まで対応。
乗用車、RV車、トラック・バス等に広く使われている製品を販売している。各自動車メーカーの純正品にも採用され全国のドライバーに愛用されている。時価総額も45億と非常に小さく、PER5.7倍、PBR0.28倍と非常に割安な水準となっている。
直近の決算も今期経常を64%上方修正と業績は抜群だ。そして配当も前期は12円だったが20年3月期の年間配当は60円と48円の増配をしている。
本命株 5962 浅香工業
時価総額:2,180百万円
PER:(単) 26.94倍
PBR:(単) 0.72倍
≪2020/03/28時点≫
普段は出来高も全くなく見向きもされない銘柄ではあるが浅香工業は大雪時には思惑で急騰しやすい銘柄といえるだろう。
まず浅香工業だが大雪時に除雪で必要となるスノーカートや雪スコップなど、家庭用の小型製品からスキー場などで使われる本格的な製品まで雪かきに必須のアイテムを多数取り扱っているメーカーだ。その他にも防災製品なども扱うと今回の大雪時にはテーマ性はピッタリだ。
時価総額を見ると18億とかなりの小粒な銘柄からも大雪の状況次第では短期的な資金が一気に入ってくる可能性があると言えるだろう。ただあくまで大雪は一時的なものからも急騰しても即資金が抜ける可能性が高い。
大雪関連銘柄 まとめ
大雪関連銘柄は大雪が降ったタイミングなどで一時的に物色される可能性は高いが、あくまでも物色は一時的なものとなる可能性が高い。タイミングが遅れると高値掴みになる可能性も高いので、INは慎重にしたいところだ。
ただし、タイミング良く乗れれば思わぬ利益にありつける可能性もあるので「今年は厳冬だ」とか「今年はラニーニャ現象が起こる」などとニュースで報じられた年には注目しておくと面白そうだ。いずれにしてもしっかりと把握しておいて損はないテーマ株と言えるだろう。