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2017年11月、トランプ大統領が来日した時も東京中で厳戒態勢の警備網が張られたが、この先の日本国内でもテロ対策や警備系の銘柄に需要が増してくるかもしれない。
と、いうのもこの先は日本国内で世界的な大イベントが数々控えている。2019年にはラグビーワールドカップ日本大会も行われる予定となっており、またその後2020年には東京オリンピック・パラリンピックが控えている。さらにその後は2025年に大阪万博誘致構想もある。
日本は島国であるがゆえ、地続きの諸外国に比べるとこれまでは大きなテロ事件は縁遠い話に思われたが、ここ最近は北朝鮮情勢の不安もあるし、イスラム国などの物騒なテロリストも今後いつ日本に現れるかはわからない。
今後、世界的な大イベントを控えている日本もテロの脅威に備えるべきと言えるだろう。
このページでは今後、需要増が見込まれるテロ対策関連銘柄について本命株・出遅れ株 一覧を詳しくまとめておく。
テロ対策関連銘柄とは
テロ対策関連銘柄とは、その名の通りテロ対策に関連する銘柄の総称である。具体的には警備系の事業を行う民間警備会社や警備系の人材派遣などを手掛ける企業、また監視カメラ・防犯カメラなどを手掛ける企業などが代表格と言えるのではないだろうか。
テロ対策関連銘柄 一覧
- 2331 ALSOK 警備関連銘柄
- 9735 セコム 警備関連銘柄
- 4342 セコム上信越 警備関連銘柄
- 4664 RSC 警備関連銘柄
- 4754 トスネット 警備関連銘柄
- 9686 東洋テック 警備関連銘柄
- 9740 CSP 警備関連銘柄
- 4848 フルキャストHD 傘下に警備事業を手掛けるフルキャストアドバンス
- 3076 あいHD 監視カメラ
- 6771 池上通信機 監視カメラ
- 7961 兼松サステック 監視カメラ
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テロ対策関連銘柄 本命株・出遅れ株
それではテロ対策関連銘柄のなかでも特に本命視されそうな銘柄をピックアップしてみよう。出遅れ銘柄などもあれば追記していくつもりだ。なお、この項目は当方の主観を含む内容のため、参考までに願う。
本命株 RSC
時価総額:1,726百万円
PER:(連) 132.51倍
PBR:(連) 1.38倍
≪2017/11/07時点≫
テロ対策関連銘柄の本命株といえばRSCではないだろうか。RSCは警備事業の中堅企業。警備や清掃・設備管理などを行っている会社だ。注目すべきはやはり時価総額の規模の小粒さだ。テロ対策関連銘柄は、テロ事件が起こってしまった時や、重要な国賓・要人の方が来日する時、また国内で世界的イベントが行われる時などに短期的に注目されるケースが多い。
そうなると、ALSOKやセコムなどに比べて時価総額がが小粒で値動きの軽い銘柄が注目されがちだ。短期スタンスで考えるならばやはりRSCが本命視すべきテロ対策関連銘柄と言えるのではないだろうか。
本命株 ALSOK
時価総額:618,363百万円
PER:(連) 28.33倍
PBR:(連) 2.99倍
≪2017/11/07時点≫
ALSOKはテロ対策関連銘柄として外せないだろう。ALSOKは警備サービス2位の企業で、金融機関向けの警備に強みを持つ企業だ。時価総額規模は大きめだが、やはり警備といえばこの会社は外せない。今後、国内で大イベントが行われる際は、その都度同社にとってのビジネスチャンスと言えるだろう。
またALSOKは人的な警備以外にも防犯カメラや出入管理機器の販売など、機械警備にも注力しておりそちらも好調のようだ。
ただし、ALSOKは時価総額の規模が大きめなので値動き的な妙味はやや面白みに欠ける。
本命株 セコム
時価総額:2,087,250百万円
PER:(連) 23.03倍
PBR:(連) 2.18倍
≪2017/11/07時点≫
セコムは警備サービスで首位の銘柄。こちらもテロ対策関連銘柄としては外せない銘柄と言えるだろう。
センサー付きシステム警備など機械警備が中心となっている。セコムは国内の大手電気通信事業者と次世代移動通信システムの「5G」を利用したセキュリティシステムの実証実験を行っている点にも注目だ。また、セコムは海外事業も強化しているので今後、海外で「メイドインジャパンの警備サービス」が評価されてくれば面白い。
ただし、セコムはALSOKと比べても時価総額規模が1ケタ大きい。値動き妙味的な観点からいえば、やはり少し面白みに欠けると言えるだろう。
本命株 セコム上信越
時価総額:50,472百万円
PER:(連) 16.26倍
PBR:(連) 1.15倍
≪2017/11/07時点≫
セコム上信越はセコムの地域事業子会社で、新潟・群馬・長野においてセンサー警備を軸にセキュリティ事業を展開している。こちらもテロ対策関連銘柄として注目しておくべき銘柄といえよう。セコム上信越はセコムに比べて、時価総額規模が小さいので、値動き的には少し面白いかもしれない。
本命株 トスネット
時価総額:6,053百万円
PER:(連) 9.45倍
PBR:(連) 1.31倍
≪2017/11/07時点≫
トスネットも警備サービスを手掛ける企業だ。東北が地盤で震災復興の時には特需となった銘柄だ。施設警備でセコムと提携している銘柄で、時価総額規模も小粒なので値動き的に面白そうな銘柄だ。テロ対策関連銘柄の中核株として注目しておきたい。
本命株 東洋テック
時価総額:13,774百万円
PER:(連) 21.99倍
PBR:(連) 0.63倍
≪2017/11/07時点≫
東洋テックは金融機関の警備事業・機械警備・ビル管理などを手掛ける銘柄。こちらは関西が地盤でセコムが筆頭株主となっている。警備サービスを手掛ける銘柄で、値動きも重くないのでこちらも注目しておきたいテロ対策関連銘柄と言えるだろう。
本命株 セントラル警備保障(CSP)
時価総額:30,256百万円
PER:(連) 35.06倍
PBR:(連) 1.38倍
≪2017/11/07時点≫
警備サービス3位のセントラル警備保障も外せないテロ対策関連銘柄と言えるだろう。セントラル警備保障は東京オリンピックを視野に入れた新中期経営計画「CSPパワフル2020」を策定しており、画像関連サービスと鉄道会社向け警備サービスの拡販強化を図っている。
セントラル警備保障は、セコムやALSOKに比べると時価総額規模もそれほど大きくない。値動きも重くはないので、むしろこちらを本命視する見方もあるか?!
出遅れ株 フルキャストHD
時価総額:83,362百万円
PER:(連) 30.22倍
PBR:(連) 8.32倍
≪2017/11/07時点≫
人材派遣を手掛けるフルキャストもテロ対策関連銘柄の一角として注目だ。フルキャストは、参加に常駐・雑踏警備・交通警備などの警備事業を展開するフルキャストアドバンスを擁する点からテロ対策関連銘柄の一角として注目する。
本命株 あいHD
時価総額:161,283百万円
PER:(連) 20.45倍
PBR:(連) 3.44倍
≪2017/11/07時点≫
あいHDもテロ対策関連銘柄として注目だ。あいHDは防犯カメラシステムの運営を手掛けていることから、今後、テロに対する警戒感が高まれば同社にとってもビジネスチャンスと言えるかもしれない。
出遅れ株 池上通信機
時価総額:12,677百万円
PER:(連) 18.89倍
PBR:(連) 0.99倍
≪2017/11/07時点≫
池上通信機は放送機器・システムの中堅企業で、業務用カメラを手掛けている。監視カメラなどにも注力しているため、こちらもテロ対策関連銘柄として注目したい。池上通信機は、あいHDに比べると時価総額規模が小さいので、値動きの面では面白みがあるかもしれない。
出遅れ株 兼松サステック
時価総額:9,319百万円
PER:(連) 13.30倍
PBR:(連) 1.39倍
≪2017/11/07時点≫
防犯カメラの輸入販売を手掛ける兼松サステックもテロ対策関連銘柄として注目しておきたい。こちらも値動きが軽い銘柄なので、短期資金は集まりやすそうか。
テロ対策関連銘柄 まとめ
テロ対策関連銘柄は、AI関連・フィンテック関連といった次世代テクノロジー系のテーマ株に比べると爆発力こそないかもしれないが、日本国内で大きなイベントが行われる時や重要な国賓・VIPの方々が来日する時、また世界でテロ事件が起こった時などに定期的に物色されるテーマ株となりそうだ。予め本命株・出遅れ株 一覧を把握しておけば臨機応変な対応で利益を得ることができるかもしれない。
それに残念なことだが、世界からテロ事件がなくなるということは今のところはなさそうに思う。需要のある業界なので、注目しておいても損はないだろう。