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最近、高齢ドライバーの痛ましい死亡事故が相次いでいる。このことを受け、東京都は2019年06月04日(火)に自動車のアクセルとブレーキの踏み間違いを防止する装置を購入費用を一部補助する考えを発表。
対象とする装置や予算規模、補助の開始時期などはまだ未定だが、今後具体的に検討していくとのことだ。
株式市場においても高齢ドライバーの自動車事故を防止する装置「急発進防止装置」「ペダル踏み間違い防止装置」に関連する銘柄に注目が集まりつつある。
と、いうことでこのページでは高齢ドライバー関連銘柄(急発進防止装置関連銘柄)について本命株・出遅れ株 一覧を詳しくわかりやすくまとめておく。
高齢ドライバー関連銘柄(急発進防止装置関連銘柄)とは
高齢ドライバー関連銘柄とはその名の通り高齢ドライバーの自動車事故を防止する装置に関連する銘柄の総称である。
高齢になってくるとどうしても反射神経が鈍ってしまい物事の認知する速度が下がる。こうしたことから急な判断を求められる時などにアクセルとブレーキを踏み間違えてしまう可能性がある。こういったアクセルの踏み間違いや誤った急発進を防止する装置がカー用品店で販売しているが、今回の東京都が検討している補助事業ではこうした製品を購入する際に一部の購入金額を補助してくれる可能性が高そうだ。
高齢ドライバー関連銘柄では、急発進防止装置やアクセルとブレーキのペダルを踏み間違えることを防止する装置を手掛ける銘柄、または小売するカー用品店などの銘柄が中心になりそうだ。
政府が高齢者向け限定免許創設の方針と伝わる【2019/06/11追記】
2019年06月11日(火)、一部メディアにより政府が高齢ドライバー専用の新たな運転免許を創設する方針であることが伝わったようだ。
高齢者限定の運転免許では75歳以上を想定し、自動ブレーキやペダルの踏み間違え防止装置などの安全機能が付いた車のみを運転できるようにするようだ。
運転免許には「AT限定」などの免許区分があるが、高齢者限定免許もこうした「区分のひとつ」として創設する案が有力らしい。ただし高齢者限定免許は「義務付け」を見送り選択性を軸に検討するという。うーむ、義務付けでなければあんまり意味がないように思えてしまうが…。まぁないよりはマシだろうか。
政府が高齢ドライバーの相次ぐ事故に対して、本腰を入れて対策してきたということだ。高齢者限定免許では安全機能が搭載された車だけを運転できるようになるとのことでさらに高齢ドライバー関連銘柄には注目が集まる可能性がある。引き続き注目しておきたい。
高齢ドライバー関連銘柄(急発進防止装置関連銘柄) 一覧
- 2666 オートウェーブ カー用品店
- 3352 バッファロー カー用品店
- 3190 ホットマン カー用品店
- 7297 カーメイト カー用品店
- 9832 オートバックスセブン カー用品店
- 9882 イエローハット カー用品店
- 7477 ムラキ カー用品卸
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高齢ドライバー関連銘柄(急発進防止装置関連銘柄) 本命株・出遅れ株
それでは高齢ドライバー関連銘柄(急発進防止装置関連銘柄)の中でも特に本命視されそうな銘柄をピックアップしていこう。出遅れ銘柄などもあれば今後追記するつもりだ。なお、この項目は当方の主観を含む内容のため、参考までに願う。
本命株 オートウェーブ
時価総額:1,908百万円
PER:(連) 11.56倍
PBR:(連) 0.63倍
≪2019/06/07時点≫
千葉県地盤のカー用品店オートウェーブは高齢ドライバー関連銘柄の本命株として注目しておきたい。オートウェーブでは全店で「アクセルとブレーキの踏み間違え防止装置」を販売、取り付けを手掛けている。本体+取り付け費用+消費税全て込みで41,040円とのこと。まさに高齢ドライバー関連銘柄の本命株といえるだろう。
加えてオートウェーブは時価総額規模も小さく値動きも軽い。オートウェーブは以前、ドラレコ関連銘柄が注目された時もまっさきに株価を挙伸ばした銘柄でもある。今回も高齢ドライバー関連銘柄として注目される可能性は高そうだ。
本命株 バッファロー
時価総額:2,116百万円
PER:(単) 6.22倍
PBR:(単) 0.43倍
≪2019/06/07時点≫
バッファローはカー用品店のオートバックスのフランチャイズを展開する埼玉地盤の企業。オートバックスは「ペダルの見張り番」という急発進防止装置を販売しているため、こちらも高齢ドライバー関連銘柄の一角といえそうだ。
バッファローは時価総額規模が小さい銘柄のため値動き妙味の観点では面白そう。PER、PBRも現時点では過熱感はなさそうだ。
本命株 ホットマン
時価総額:2,116百万円
PER:(単) 6.22倍
PBR:(単) 0.43倍
≪2019/06/07時点≫
ホットマンにも注目だ。ホットマンは宮城県を地盤にカー用品店のイエローハットなどを展開している企業。イエローハットでは「誤発信防止システム2」という製品を取り扱っているため、需要を取り込みそうだ。ホットマンも時価総額規模が小さく値動きが軽いため、人気化すれば面白そうだ。
本命株 オートバックスセブン
時価総額:145,239百万円
PER:(連) 24.12倍
PBR:(連) 1.13倍
≪2019/06/07時点≫
オートバックスセブンはカー用品店の国内最大手だ。ご存知オートバックスをフランチャイズ展開している。こちらも高齢ドライバー関連銘柄として注目だが、時価総額規模が大きいので値動き妙味の観点では少し面白みに欠けるかもしれない。
本命株 イエローハット
時価総額:72,039百万円
PER:(連) 8.76倍
PBR:(連) 0.84倍
≪2019/06/07時点≫
カー用品店国内2位のイエローハットも高齢ドライバー関連銘柄の一角として注目しておきたい。ただしこちらも時価総額規模はそこまで小さくないので値動き妙味としては少し面白みに欠ける。
思惑株 カーメイト
時価総額:6,066百万円
PER:(連) 7.99倍
PBR:(連) 0.46倍
≪2019/06/07時点≫
カーメイトも高齢ドライバー関連銘柄の一角として注目しておきたい。カーメイトは自動車用品の製造や卸売を手掛ける企業。ただカーメイトもカー用品を手掛けているが、急発進防止装置やペダルの踏み間違い防止装置を手掛けているという情報は今のところでてこない。
思惑で買われる可能性はあるが、現時点では高齢ドライバー関連銘柄としてはそこまで期待し過ぎるのは禁物かもしれない。
【2019年06月12日(水)追記】
思惑株 ムラキ
時価総額:1,301百万円
PER:(連) 41.88倍
PBR:(連) 0.58倍
≪2019/06/12時点≫
自動車用補修部品などのカー用品卸売り大手のムラキも高齢ドライバー関連銘柄の一角として注目されているようだ。といっても、ムラキのHPをみたけど、高齢ドライバー関連な要素はあんまりなさそう。とにかく時価総額規模が小さいので、短期資金が集まりやすいのだろう。カー用品関連銘柄というだけなので思惑株の部類か。一応、注目だ。
高齢ドライバー関連銘柄(急発進防止装置関連銘柄) まとめ
高齢ドライバーによる痛ましい事故をなくすためにも、早期に完全な自動運転技術を開発してほしいものだ。まだ完全な自動運転が実現するまでにはある程度時間が必要だと思うので、高齢ドライバー関連銘柄にも注目が集まりそうだ。
以前、ドラレコ関連銘柄が注目された時もあったが、あの時も大きく関連銘柄が株価を上げたことがあった。高齢ドライバー関連銘柄はあれほどのインパクトはないかもしれないが、今後ジリジリと注目される可能性もありそうだ。引き続き注目しておきたい。